東京よさこい、感じた反響 | NPO法人コモンビート
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東京よさこい、感じた反響

osa_7611.JPG10月10日(土)、11日(日)に参加した「東京よさこい」。
約1ヶ月という短い期間、がむしゃらに、一生懸命に作り上げた「波動」という作品は、十分に池袋と大塚を湧かせることができました。
「がなり(MC)」として、正面や、ステージの上から演舞と観客の反応を見てきた長紘子(オサ)が、実感したキャストの変化や観客の変化、嬉しかった反響などをお伝えします。


一番初めの演舞はみずき通りでのパレード。
全員揃って演舞をするのは、これが初めてでした。実際に踊りながら進む練習が十分にできていなかったので、ほとんど「ぶっつけ本番」。
隊列はお世辞にも美しいとは言えなかったかもしれません。
ですが、私達の武器は「パワー」と「笑顔」。その溢れんばかりのパワーは初回から発揮されていました。
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そのパワーに圧倒されてか、沿道のお客様も増えていき、「手拍子をお願いします!」と叫ぶと、一緒になって手拍子をしてくれるお客様もいました。
歌いながら沿道のお客様と目が合うと、笑顔を向けてくれました。
そして演舞終了後には大きな拍手。
アナウンスのお姉さんや、次のチームのがなりの方がニコニコして「すごく良かったです!お疲れ様です!」と言ってくれたのが、とても嬉しかったです。
1回目にしては上出来、でも改善点はたくさんあります。
どうしたら隊列が揃うのか、もっと沿道を湧かせるにはどうしたらいいか。
それらをシェアすることで、1回目より2回目、3回目と、どんどん演舞にパワーが増していきました。
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2日目の大塚駅前での演舞では、終わったとたんに大会スタッフの方が「いや~立派、立派!たいしたもんだ~!!」と拍手で迎えてくれ、演舞後のアナウンスでは、「大塚に新しい風を吹かせてくれました!」と言って頂きました。
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「総踊りも任せたよ!」とスタッフの期待を受け、そのままの勢いで「どっこいしょ」という総踊り曲でもMCをしました。かなり大塚駅前を盛り上げることができ、たくさんの方に「盛り上げてくれてありがとう!」と言われました。
事務所のある大塚を湧かせることができ、コモンビートとして参加できたことを誇りに思います。
最後のメイン会場の演舞前には、前日アナウンスをしてくれていたお姉さんが、「待ってましたよ~!すごく楽しみにしているので大賞目指して頑張ってください!」と声をかけてくれました。
100近くの出場チームがある中で、私達のことを覚えていてくれたこと、そして楽しみにしてくれていたことが本当に嬉しく、がなりにも力が入りました。
ありったけの感謝を込めて歌い、叫び、キャストのパワーもビシビシ伝わってきた最後の演舞は、沿道の拍手も一層大きく響いていたと思います。
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他のよさこいチームは、何ヶ月もかけて作品を仕上げてきます。
そんな中、練習期間1ヶ月で挑むのはかなり無謀であり、ちゃんと魅せられる作品になるのか、演出、振り付けを考えた身としてはとても不安でした。
普通のよさこいチームとは何が違うのか、自分達が魅せられるのは何か。
キャスト全員が、この演舞で発信したいことを見失わず、全力で踊りきったコモンビートの「波動」という作品は、入賞はできなかったものの、間違いなくたくさんの人に元気とパワーを伝えることができたと思います。
この1ヶ月間の成果を、拍手の大きさであったり、沿道のお客様の笑顔で感じられました。
たかが1ヶ月、されど1ヶ月。
そのがむしゃらさ、熱さ、活気を今後も忘れず、「大人の背中」を意識して今後も頑張ります!!
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