「ちがい」に触れ、楽しみ、繋がった、一日限りのみんなの文化祭「コモビフェス」、レポート | NPO法人コモンビート
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「ちがい」に触れ、楽しみ、繋がった、一日限りのみんなの文化祭「コモビフェス」、レポート

12月3日(日)、「ちがい」に触れ、楽しみ、繋がる、一日限りのみんなの文化祭「コモビフェス」を開催しました!

本イベントは、「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)」をテーマに表現活動を行うNPO法人コモンビートの、団体設立20周年記念事業の一貫として企画されたもの。当日は、子どもから大人まで、コモンビートの活動に参加したことがある方もコモンビートに関わったことがない方も、約300名の方がご来場されました。


会場の渋谷ストリームホールの入り口となる4階にあったのは、様々な団体のブース出展&ワークショップ体験!

一般社団法人ビーラインドプロジェクトによる、重さの感覚とコミュニケーションを鍵に成功を目指す協力型ボードゲーム「グラマ」では、「重さを言葉で表す面白さ」を体感!

一般社団法人おやまちプロジェクトのブースでは、誕生日プランを考えながらウェルビーイングを学べる「Super Happy Birthday」ボードゲーム体験!

すごろく形式で様々な国のコミュニケーションの違いを体感できる、ボーダレスハウス株式会社のブースや

「田舎」や「暮らし」をゆったり考える「お茶っこ体験」を提供するNPO法人SETさんのブースでは、地域特産のわかめが販売されていたり、

一般社団法人Otonohaさんによる身近なものを使った多様な感覚特性の擬似体験ブースでは、子どもから大人まで楽しく発達特性を学んだり、

他にも、ミュージカルの音声ガイドの体験ブースなど、様々なちがいと出会えるブースが並び、みなさん思い思いに楽しまれていました!

一つ上の階に上がると、NPO法人コモンビートの「100人100日ミュージカルプログラム」や「コモビジョン」を体験できるコーナー、そして、カフェ・飲食スペースがありました!

コミュニティカフェはぐくむ湖畔の提供するメニューの中でも、ミュージカル「A COMMON BEAT」の作品になぞらえて作られたオリジナルメニュー「4大陸バーガー」は特に大人気で、すぐに売り切れてしまったとか‥。

また、日本の「幸福学」の第一人者である、慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司先生をお迎えし、「エンタメを通したD&I×ウェルビーイングな未来」というテーマで、約90分のトークセッションも行いました!

本イベントのテーマでもある「ちがい(多様性)」と「エンターテイメント」は、それぞれが個人のWell-beingを高めるものであり、それを掛け合わせたら、さらなる良い影響があるということ。

また、エンターテイメントの「鑑賞」と「実践」の比較においては、「美しいものを作る側」での幸福度の方が高く、市民がエンターテイメントの創造活動に関わる意義などをお伝えいただきました。
(本トークセッションのレポート記事はまた別途で公開されますのでお楽しみに!)

6階のホールでは、約3時間のショーステージが行われました!

コモンビートの歴代キャストによるオープニングを飾るパフォーマンスから始まり‥

続いては、ザ・オイオイズによる、会場を笑いで包んだ手話エンタメ!
(写真左の「いえー(家)!」のポーズはイベント中で大流行!)

その後も、海外ゲストも交えて、世界中の様々な音楽やリズムにみんなで乗ったり‥

一般社団法人Otonohaのミュージカルでは、子どもたち一人一人の個性から発せられるメッセージに涙する観客の方もいたり‥

UD DANCE SCHOOL のステージでは、みんなが知ってる曲を手話で踊ってみたり‥

様々な団体のパフォーマンスを通じて、そこにはステージ上のパフォーマーと観客の線引きはなく、一緒に「歌う」「踊る」「心を動かす」そんな空間が印象的でした。

そして、フィナーレを飾ったのは‥、コモンビートの念願の生演奏のミュージカル「A COMMON BEAT」メドレー!

アオバインターナショナルさん、また、その講師であり指揮者の箱田賢亮さんのご協力により、長年の夢がついに実現!プロのオーケストラ奏者も迎え、歴代キャストやそのお子さんも加わり、この日限りのスペシャルパフォーマンスが披露されました!


イベント最後は、これまでステージに出演したメンバーが総出演!観客も一緒に会場全体でひとつの歌を歌って締めとなりました!

それはまさしく、「エンタメ」を通じて、様々な「ちがい」が出会い、繋がり、そこに「コモンビート(共通の鼓動)」を感じる、イベント名を体現するような瞬間となりました。


一日を通じて、ブースでもステージでもさまざまな「ちがい」と触れて繋がって‥参加者からはこんなお声をいただきました。

「パフォーマンスから、ちがい、というよりそれぞれの個性を感じました。前野先生もおっしゃっていたように、みんながマイノリティで個性なのだなと。」

「話せる話せない、障害があるない、という分かりやすい違いだけでなく、体力のあるない、話が長い短い、歌が上手い下手、1人として同じ人はいなくみんな違う。だからこそ人が集まると1人ではできないことができる。」

「自分とは違う、と思っていた人達ともつながれる。怖がらずに関わってみようと思えた。」ーアンケートより抜粋

最後に

“年齢・人種・性別・考え方・生活習慣など、見えるものから見えないものまで…
「ちがい」は世界のあらゆるところ、そして、私とあなたの間にあるものです。

「自分は普通」そう思っていても、私たちは、ひとりひとり、違います。誰しもが「ちがい」を持っています。

出会ったことのない「ちがい」は、つい遠ざけてしまいがち。でも、「ちがい」との出会いは、自分と相手の世界を広げるチャンスでもあります。

「よくわからないから、放っておこう」より、「よくわからないから、聞いてみよう」そんなコミュニケーションが増えたら、学校も地域も社会も、もっとあたたかく柔らかになるのではないでしょうか。”

そんな想いを込めて初開催した、コモビフェス。

20周年という節目を迎えたコモンビートが、自分たちだけでなく、同じようなビジョンに向かっていこうとしている団体や個人と一緒に、次の未来を創りあげていく。そんな次の一歩を踏み出す大事な機会となりました。

コモンビートはこれからも、多様な価値観を認め合う機会や場をつくり、地球とひとりひとりのWell-beingに寄与していきます。

ご参加いただいたみなさん、ご出演・出展くださったみなさん、本当にありがとうございました!

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