「リアル職業調べ」に講師として参加しました! | NPO法人コモンビート
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「リアル職業調べ」に講師として参加しました!

iga_mana_0329_1.jpgこんにちは!
マナクルスタッフの五十嵐美幸(いがちゃん)です。
今回は、世田谷区にある小学校の、卒業生の特別授業「リアル職業調べ」に講師として参加させていただきました!!
この小学校では、キャリア教育のひとつとして昨年度からこの授業を行っていて、私は昨年度コーディネーターの椋下さんのご縁で参加。ありがたいことに今年も声をかけて頂きました!!
2回目とはいえ…普段「講師」のように話をする機会のない私はちょっと緊張…
ドキドキしながら玄関に入ると靴箱に私の名前が…!!


今日会う生徒が作ってくれたネームプレートがお出迎え。この日は雨も降っていてとても寒かったのですが、ほっこり緊張も少し和らぎました☆
お昼休みが終了し、いよいよ「リアル職業調べ」がスタート!!
今回は弁護士、保育士などのメジャーな職業から、調香師というあまり聞き慣れない職業の方まで総勢10人の講師が参加していました。
ちなみに私は普段「手術室看護師」として働いています。
一般的に看護師といえば、病棟や病院の外来にいる看護師を想像しますよね?
「手術室看護師」とは文字通り、手術をする医師の介助や手術中の患者さんの看護をします。
よく医療ドラマで
「メス」
「はい!」ってメスを渡す、あの人です(笑)
言葉で説明するだけでは難しいので、実際に使用している道具を持っていき、説明をしたり触ってもらいました。
見慣れない道具にみんな興味深々
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そして
「自分がなぜこの仕事をやっているのか」
「この仕事のやりがいは?」
さらに
「仕事をしていて大変なこと」も、話しました。
私自身、この仕事にやりがいを感じることができず、悩んだ時期がありました。
でも、患者さんの「ありがとう」の言葉や、無事に手術を終えて病棟に戻る患者さんの姿にパワーをもらい、勇気付けられて今も働いています。
この授業は「リアル職業調べ」
私のそんなリアルな気持ちを、こどもたちは一言一句もらすまいと真剣に聴いてくれていました。
実はこの授業の前に、コーディネーターの椋下さんから、事前アンケートでこどもたちに「働く」ということについてどんなイメージをもっているのかを聴いたところ
「つらい」「大変そう」「休みの日は寝てる」
と、マイナスなイメージの言葉が多かったと聴いていました。
しかし最後の感想の時間にこどもたちからでた感想は
「みんなどの仕事についても楽しそうにしゃべってくれた」
「働くことが楽しみになった」
「夢に向かってがんばろうと思った」
と!!
リアルな話を聴いた上で、みんなからこんなにもプラス思考の感想が出てきたことが本当に嬉かったです。
こども達と話をする中で、私自身も仕事に対しての思いや考えを整理する、とても良い機会になりました。
卒業生のみなさん、本当にありがとうございました!!
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