パネラー出演で考えた「NPOで働く」ということ | NPO法人コモンビート
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パネラー出演で考えた「NPOで働く」ということ

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こんにちは!事務局長の亮です。
5月25日(土)に行われた「「社会を変える」を仕事にしよう。ファンドレイジングゼミ(主催:一般社団法人SoLaBo FUNDRISEチーム)」にパネラーとして参加してきました。コモンビートの運営コンサルとファンドレイズをお願いしている河内山さん(シン・ファンドレイジングパートナーズ)からのお誘いを受けてのものでした。

こういったイベントに出演しているのは何気に初めてでしたが、「NPOで働く」というテーマでのパネルディスカッションだったので、9年間やってきた普段の自分の姿をお伝えすればよく、思いのほかうまく話せたのではないかと思っています。今でこそ「NPO」は少しずつその存在を知られ、NPOへの就職を考える学生が出てきた時代になりましたが、私自身が関わり始めた頃は、そのようなことはなく、自分自身ですら「NPOで働く」ということがわかっていなかったのではないかと思います。それからこつこつと自分でNPOについて勉強して今でこそ、ちゃんと理解できるようになってきていますし、回りにも理解者が増えたように思います。

ひとつのライフスタイルとしてNPO活動のような社会活動が定着して初めていると思いますが、社会をよりよくするための活動は誰でもできるものでもあります。
会社に勤めていたって、どのような立場だって貢献することができるはずだと自分は思ってます。「NPOで働く」ということが目標になるのではなく(単なる就職先になるのではなく)、よりよい社会作りをどのように行うかという手段として選ばれることを自分は望みます。まずは自分の芯となる信念があり、そのあとにそれを実現するに必要な衣を身にまとうということです。

自分はコモンビートの「個性が響きあう社会へ~Harmony of Uniqueness~」という考え方に共感していますし、ひとりでも多くの方々が自分の個性を大切にし、それを伸ばし、また回りの方々の個性も自分のものと同じく大切にできる社会が今必要だと考えています。明日何が起こるかわからない、予測不能な世の中になっているので、自分自身で「生き抜ける」ように、組織に属していても「個」を大切に出来ることが今、不可欠だと思います。コモンビートではそんな方々を増やすために、オリジナリティがでやすい「表現活動」で様々なプログラムを展開しているということになります。

こういった「NPOで働く」というこなどについて、自分自身今回のイベントに出演させていただいてよく考えることができました。このような機会をいただけたことに感謝です。また同じパネラーとして出演された、認定NPO法人ACEの山下さん、NPO法人みんなのことばの渡邊さんからの言葉にもたくさんの気づきがありました。今後もよりよい社会を目指すことを職業にしているものとして、いろいろと交流できればと思っております。

一般社団法人SoLaBo
(株)シン・ファンドレイジングパートナーズ
認定NPO法人ACE
NPO法人みんなのことば

事務局長 りょう(安達亮)