味噌作り体験ワークショップ開催しました! | NPO法人コモンビート
企業・自治体の方 学校関係者の方 お問い合わせ

味噌作り体験ワークショップ開催しました!

rn_m14.jpgどうも!楽×農ぷろじぇくとスタッフの田原聡(としちゃん)です!
この度任意団体として活動してきた、「楽×農ぷろじぇくと」を、コモンビートの、
1つして活動していくために、プロジェクト正式発足に先立ち(正式発足は4月予定)、
味噌作りワークショップを開催しました!


「楽×農ぷろじぇくと」は、2009年より関西理事の神谷(タイガー)が任意団体として、
活動を行ってきており、今年、コモンビートの中に取り組み、より社会への働きを深め
より「農」というキーワードを、身近に感じそして、そこから学び楽しむ事を活動の、
目的に掲げ活動をしていこうと考えています。
その活動の第一弾企画として、
19期ミュージカルキャストが100日間をかけて育てた、大豆を使い、
味噌作りをおこないました。
指導は、大豆を育てる際にもお世話になった、
農園杉・五兵衛のスタッフの方々にしていただきました。
参加者は、19期にて直接大豆を育てたメンバーから、
一般の方まで、総勢20名の方が参加され、味噌作りを一から体験してもらいました。
味噌作りの工程は以下の通り
rn_m01.jpg
大豆を水につける(1晩)
  ↓
大豆を炊く(3時間程度)
  ↓
大豆をつぶす
  ↓
麹と塩と混ぜる
  ↓
つぶした大豆と麹、塩よく混ぜる
  ↓
樽に空気が入らないように詰め込む
  ↓
10ヶ月~1年寝かせる(熟成させる)
  ↓
 完成
大まかな流れはこのような流れと説明して頂いた後に、
実際に作業に入りました。
まずは、大豆つぶし班と、麹混ぜ班に別れ作業を行いました。
ここでの気づきは、麹は、すでに発酵しており、
塩を混ぜるとき、ほのかなお酒の匂いと、やさしい熱を帯びていました。
寒い中での、麹の温かみは本当に、ほっとする温かさでした。
rn_m05.jpg rn_m06.jpg
大豆も今の世の中、簡単に機械でつぶせるようになっていますが、
昔の人は、すり鉢でつぶしたり、袋に入れて叩いたりと、
本当に手間のかかる作業をされていたのだと感じました。
rn_m07.jpg rn_m04.jpg
潰した大豆と、塩、麹をよくよく混ぜ合わせ、
この時自然と「おいしくな~れ、おいしくな~れ」という言葉が、
出てきて、既に愛着が湧いてきました。
rn_m12.jpg rn_m13.jpg
樽につめる際も、空気が入らないように細心の注意を働かせ、
詰め込み最後は、誰が仕込んだか樽に名前を書きました。
rn_m09.jpg rn_m15.jpg
材料は、大豆と、塩と、麹の3つしか使わない味噌作りでした。
初めに誰がこの3つを使い、今の形までもってきたのだろうか?
きっと、それまでには、多くの人の失敗や成功、
苦労や喜びがあってここまで来たんだと思うと、今言えるのは、
「ただ、ただ感謝・・・」この言葉に尽きると、スタッフの方もおっしゃっておられました。
今仕込んだ味噌は、10月に完成予定です。
今度は、それをみんなで食べる喜びが沸いてきました。
こんなシンプルな喜びをもっと、もっと多く作っていきたいと思いました!
rn_m14.jpg