『UWP旅日記ブログ19』 ~オリジナリティとカテゴリ~ | NPO法人コモンビート
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『UWP旅日記ブログ19』 ~オリジナリティとカテゴリ~

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おっす!パプワです!!
さて、残すところラスト1週間となりました。


このツアーで得たものは沢山あった。
しかし、リアルに得たものは良い事ばかりでもありませんでした。
期待以上な事、期待外れの事、自分にとってはどちらも良い経験だということには変わらない。
どれも自分が参加したからこそ言える体験ができた。
そして、良くも悪くも参加者の大半が18歳だということ。
高校卒業して直ぐの世界の若者と半年間生活したという、貴重な体験ができました。
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コモンビートでは、幅広い年齢層や様々な職業の人と関われた。
ここでは、様々な国の若者と関われた。
そして、盲目な人など体に障害を持った人とも関われた。
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この経験を一言でまとめると、
『人って、ひとりひとりが特別だということ。』
外見も中身もまったくオリジナル(個性)だということ。
様々な国の人と生活すると、容易にそれが良く分かった。
この容易に感じれた事が、海外で生活できて良かったなと。
更に、自分の中でカテゴリ分けしていた固定概念が、まったく無くなった。
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例えば、
・日本人は~
・アメリカ人は~
・今の若者は~
・男は~女は~
どれもカテゴリ分けはできるが、使い方を間違いたくない。
カテゴリ分けは色々な理由からあるが、これを間違った使い方をするとただの『仲間外れ』が出てきてしまう。
カテゴリは目安(アベレージ)として考えるのが無難。
でも、根本的なことは絶対に人はダブらないということ。
人を一人として見るということを、よりリアルに学べた。
そして、これは非常に大事なことなんだと実感しました。
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そして、気づいた事がある。
『今の若者は~』
って言葉は、めっちゃ不思議。
何でかって言うと、今みんなは何を想像しました?
俺は、悪い言葉やネガティブな事しか出てきませんでした。
これって、『今の』って付いているが、昔っから言われているような気がするし、
俺がいくつ年をとっても言われ続けることなんじゃないかな。
この言葉って、勝手に大人が作っている言葉で、勝手に『若者』っていうカテゴリ分けしている。
このカテゴリ分けしているのが、とっても気に食わない。
何か社会の『仲間外れ』って感じがする。
大人には理解しがたい若者の流行(文化)。
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若者のしていることは大人には絶対に理解できないということ。
例えば、制服にピアスに腰パン、更にはヘアカラー。
俺の時代にも流行っていたが、今の若者も同じであろう。
このスタイルは大人から見たら、理解しがたいものがある。
※きっと、校則とかの問題もあると思うけど
しかし、その大人たちも昔は同じようなことをやっていた若者だということを忘れて欲しくない。
例えを置き換えてみると、制服は短ランや長ラン、ロングスカート。
きっと、この時代の若者のことを大人たちは良いと思わなかったであろう。
いつの時代も同じであり、繰り返されているという事。
しかし、俺はいつの時代でも、
『今の若者は~』
って、言葉から連想することを、良い方向に向けたい。
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これをするには、カテゴリ分けをしている安易な視野から、もっと個々を見る視野が必要。
人はもっと個を見るチカラを、身に付けるべきではないかと思う。
それは、大人も子供も関係無いと思う。
大人社会でも子供社会でも大事なこと。
きっと、この旅に参加しなかったらリアルに実感できなかった。
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そして、一言付け足したいことがある。
『支え合う』という言葉がある。
感受性があり、共感できるからこそ『支え合う』。
オリジナリティを得るために、目立ちたいとか、人と違う事がしたい、という安易な欲から迷惑をかけたりすることはいけない事。
それを防ぐ(注意する)勇気ある心も『支え合う』という事。
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最後に、ボランティア活動で公園を作った時の写真です。
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