Vol.3 プログラムの集大成「卒業ぷれぜん」(みなみ) | NPO法人コモンビート
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Vol.3 プログラムの集大成「卒業ぷれぜん」(みなみ)

みなさん、こんにちは!「Jump in 週末留学 2021 Winter」にスチューデントとして参加した松井みなみ(みなみ)です。
「Jump in 週末留学 2021 Summer」に参加したときに、その魅力に引き寄せられ、この冬も楽しい週末を過ごすぞ!という勢いで参加しました。

さて、今回私が書かせていただくのはスチューデント達の個性が最大限に発揮される「卒業ぷれぜん」についてです。

「卒業ぷれぜん」はスチューデント達が参加したクラスに自分の興味関心を掛け合わせ、3分間で発表する舞台です。雰囲気はとても自由!始まった瞬間から、魅力溢れる発表が沢山飛び出しました。食文化について関心が高かったようで、その場で作って食べるような発表にはついつい食欲をそそられました。他にもダンスを踊ったり、自分について・未来についてを考えるような自己表現もあれば、日本と他国の新たな繋がりを発見したり、多様性についての考察など、社会について考えるような発表もありました。新しい取り組みや学びがギュッと詰まった素敵な時間で、どれも「魅せられる」発表ばかりでした。

私は、日本が大好きなフランスのPascalさんのクラスと、多様性について教えてくださったペルーのCalosさんのクラスからインスピレーションを得て、文化の「コラボレーション」をコンセプトにしたお寿司を作りました。今回のプログラムで学んだ様々な国の料理を、日本の寿司にのせて軍艦を作るというものです。日本でお寿司の作り方を学んだ後に、エスカルゴ寿司を作ったというPascalさんのお話と、私たちのDNAは様々なバックグラウンドが入り混じっていて、一つの体でも沢山の国や地域と繋がっているかもしれないというCalosさんのお話が深く印象に残っていました。私は違うものを組み合わせても美味しかったお寿司のように、お互いを受け入れあって多様性を認められるような社会が生まれるように、と願いを込めて発表をしました。

参加したスチューデントが、自分の想いを込めて表現することができる「卒業ぷれぜん」。当日はスチューデントの家族や友達、そして過去にJump in 週末留学に参加した人やクラスでお話をしてくれたゲストまで、多くの人がZOOMを通して私たちの発表を見てくださり、どんなに遠く離れていても想いが届いたのではないかと感じます。

徐々に世界が変化してきて、コロナ禍から日常を取り戻しつつある今日この頃ですが、それでも私はなかなか海外に行く機会が持てずにいました。でもこの「Jump in 週末留学」を通して沢山の国の人々と出会い、自分の価値観が変わり、知識を増やすことが出来ました。このプログラムにJump inして本当に良かったです。