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【週末留学 2021 Summer レポート】第2週目 サントメ・プリンシペのクラスを終えて(やえこ)

※「週末留学 2021 Summer 」レポートblog 第1週目はこちら!

30代会社員、岩波彌生子(やえこ)です。海外旅行や異文化に触れることが、元来好きな私。このコロナ禍で、どうにか海外と接点を持ちたいと考えていたところ、「Jump in 週末留学」と出会いました。家にいながら毎週、数ヶ国の方と気兼ねなく話しができ、しかもクラスは半日未満(最大2コマ授業)。残り半日は自由に過ごせる……!私にとって、これほど都合のよい「留学」はありませんでした。

さて今回のクラスは、西アフリカにある「サントメ・プリンシペ」。私が初めて耳にする国の名前でした。質の良いカカオとチョコレートが有名だそうです(チョコレートは日本のネット通販でも購入可能です)。ナビゲーターはサントメプリンシペ出身のEdleyさんと日本人女性Chihoさん。Edleyさんが、とにかく明るい!終始朗らかにお話しくださった様子がとても印象的でした。

私が最も印象深く感じたのは、クラスの冒頭、Edleyさんが母国を「Peaceful Country」と紹介していたことです。クラスの中でも、Edleyさんの言葉の端々から母国を誇らしく思うこと、そして平和で素晴らしい国だと心底思っていることが、よく伝わってきました。

それに対して私は、日本を「Peaceful Country」と私自身が堂々と言えるだろうかと、ふと思いました。未解決の社会課題は山積みであるにせよ、日本は先進国と言われ、現在は戦争もなく、望めばある程度欲しい物を手に入れることができます。しかし日本の世界幸福度ランキングは常に低く、昨年度の年間自殺者は約2万人。これだけ物質的に恵まれているのに、「自分は幸福だ」と感じにくい人が多数いるのも事実です。

一方「サントメ・プリンシペ」は、いわゆる開発途上国と呼ばれる国。現地へ行くには数か国を経由しなければならず、決して交通の便がよい国ではありません。事実、現地の空港にある航空機は小型プロペラ機のみだとか(それはそれで体験してみたい!)。

しかし、Edleyさんの語るサントメ・プリンシペは、本当の意味での「豊かさ」を持っている気がしました。コバルトブルーの海、湿度の高い環境に生い茂る緑と壮大な自然、赤や、黄色の、色鮮やかな果物。人々はそこでの毎日の暮らしに、自分の幸せを見出しています。

現実的には、COVID-19が国の経済へ深刻な影響を与えていたり、かつての奴隷制度による影響が完全に消え切っていないため、彼らを羨ましいと一概に言うのは失礼という気もしています。

それでも、根本的なところでは、「Peaceful Country」と言い切れるほどの幸福を感じている、サントメ・プリンシペの人々。「幸せ」とは何なのかを改めて考えさせられる、濃密な時間でした。