「いいことをやっている」わけではない | NPO法人コモンビート
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「いいことをやっている」わけではない

「コモンビートはいいことをやっているのか?」
そう聞かれたら、
「いいことをやっているね。と言われたいです。」
と答えます。
 
いいこととか悪いこととかは、自分たちが決めるものではありません。
評価されてはじめてわかることではないでしょうか?


世の中には、
「自分がいいことをしている」
と疑いもなしに活動をしている人がいます。
特に問題解決をしている人に多いようです。
相手からは助け舟や神様のような眼差しで見られることも多いようです。
自らがスーパーマンにでもなったかのように勘違いしそうになるとも聞きます。
先生と呼ばれる人たちが、先生と呼ばれてから勘違いをしてしまうという話も、よく聞きます。
 
僕らコモンビートは、価値を創造する団体です。
いいことか、そうでないかは、相手が決めることです。
問題を直接解決することも必要です。
でも問題は解決しても形を変えて現れることもありますし、問題解決が次の問題を生むこともあります。
問題というのは、時間と関係が複雑で、カンタンには解決しません。
でも、新しい価値を生み出すだけでも、多くのことが変わります。
生み出すというより、見直すことかもしれません。
とてもユニークですが、かといって特別新しいことをやっているわけでもありません。
そして、万能でもありません。
 
私たちが活動していくなかで、一種の傲り(おごり)が生まれるのはとても怖いことです。
独善的になったら、それで終わりです。
 
「いい活動をしているね。応援するよ!」
 
そんな言葉をかけられるような存在でありたいと思っています。