29期キャプテンの廣瀬 寛（ゆた）です！
今回は7/26(土)に行われた練習をレポートします。
この日の名古屋は非常に蒸し暑い！
中部は施設に恵まれているとよく言われますが、体育館に入っただけで汗が出てきます。
しかし。そんな暑さにも負けない29期キャスト！
早速大陸に分かれてそれぞれ大陸時間で最近の状況をシェア♪
この日の練習からは後半シーンに突入。
今までの前半シーンの練習とはうって変わり、怒りや悲しみ、苦しみと向き合う時間が中心となっていきます。
演出の小林春菜（haruna）さんからも
「どんな感情からも逃げないでほしい。しっかりと自分の感情を恥ずかしがらずに出し切ってほしい」と想いを伝えられました。
午前中はシーン別練習ということで＜戦争/さあ奏でよう＞に分かれて練習しました。
戦争シーンでは得物を使った振り入れを中心に練習し、
さあ奏でようでは青空の下で歌の練習を。
ソロのメンバーも自分達のシーンに向き合う時間となりました。
僕は今回ポールに配役されたのですが、全員の動きを揃えることが非常に難しい！
淺野正成（アーサ）さんから、「全員の隊列が揃うことでより恐怖感が増す。難しいけれど丁寧に取り組もう」と伝えてもらい、真剣に動きを覚えようとしているみんなの表情が印象的でした。
そして午後は感情を出す練習。
＜アナ＞という言葉だけを使って感情を表現します。
朝起きたとき、100万円が当たった時、好きなあの人に告白する時・・・
様々なシチュエーションで、個性的な表現が表れていました。
その後＜負＞の感情と向き合う時間。
大陸毎に列を数列つくり、他の大陸とすれ違って歩いていきます。
次第に怒りのスイッチを入れ、お互いを威嚇しながら走った時には恐怖や怒り、仲間を守りたい気持ちなど様々な感情が表れていました。
初めて得物を持って、お互いを威嚇し合う様子はまさに一触即発。
ピリピリとした緊張感を持った、集中力の高い時間となりました。
その後、戦争シーンは安藤悠一（あんどぅー♪）さん中心に戦争の乱戦の組み立て。
お互いに得物を持って走り込みを行うので、非常に緊張感の高いシーンなのですが
キャストの高い集中力のおかげで
「初めてにしてはレベルの高い導入だった」とお褒めの言葉を頂きました。
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さあ奏でようのシーン導入の練習の様子は青木麻緒（きんぐ）が紹介します。
こちらも別室にて、静かに、重く、真剣に「感情」と向かい合いました。
戦争では「怒り」「守りたい気持ち」などにフォーカスしていきましたが、さあ奏でようは戦後。
大切な人を失った「悲しみ」や、なにもできなかった「憤り」など
深い深い絶望を想像し、シーンのことを考えました。
戦争が残すもの。
それってなんだろう？
戦争を体験した事が無い私たちだからこそ、考えなくてはいけない。
想像しなくてはいけない。向き合わなくてはいけない。
想いが溢れ、涙をながすキャストもいました。
辛いけれど、これがなくては、「コモンビート」の舞台は完成しません。
そして、みんなで歌詞を読んでみました。
その後、「この歌詞に宿っているのは、一筋の希望。みんなにはそれが見えてくる。」
と一言伝え、「さあ、奏でよう」と歌いかけたら…キャストたちが自然に歌い出してくれました。
まだまだ未完成ですが、とにかく感動しました。
心からの歌は、「奏でよう」のシーンそのものでした。
みんなの鼓動は止まっていない！！！！
こんなに集中して作品に入り込み表現できるキャストに期待しかないです！
歌チーム 青木麻緒（きんぐ）
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その後、この日に練習したシーンをすべて通してこの日は終了。
初めての後半シーンということで、精神的にもどっと疲れがきた１日でしたが集中力の高い練習となりました。
また、練習後には安達亮（りょう）さんと安藤悠一（あんどぅー♪）さんのリードにより
29期スタッフ中間報告会が行われました。
改めて29期スタッフとしてのやりがいや面白さを感じ、
これからの未来にワクワクする時間となりました。
後半シーンに突入し、さらにパワーアップしてきた29期。
今後も是非期待してください！！
29期キャプテン
廣瀬 寛（ゆた）