キャストインタビュー6 青大陸 杉村絵美(えみころ)さん | NPO法人コモンビート
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キャストインタビュー6 青大陸 杉村絵美(えみころ)さん

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青大陸の森吉庸(森ビル)です。
今回は同じ青大陸で、キャストとして皆をリードしてくれている
杉村絵美(えみころ)さんにインタビューを行ないました!
青大陸のみんなを優しく、時には厳しく引っ張っていってくれる
姉さんの魅力を探りたいと思います。


Q:まず、今までの経歴を教えていただけますか?
A:コモンビートを知ったきっかけは、友達が3期にいて
コモンビートでミュージカルをやってるという話を聞いたときでした。
自分も出てみたいなぁ・・・とは思ったものの、さすがに当時は北海道。
そんなことは出来るはずも無かったんで、
それからしばらくはコモンビートのことを忘れてましたね。
そんな当時から、FUNKISTというバンドが好きなんですが、
FUNKISTは「音楽は世界を変える」という志を持って音楽活動をしていて、
凄くそれに共感してたんです。そして自分も何かで表現したいという気持ちがありました。
そんな気持ちを抱えながら、関西に来たとき、
なぜか急に友達に誘われていたコモンビートを思い出したんです。
そう、ダンスや歌なら表現できるかもしれないと思って、
当時の関西お祭りプロジェクトに参加したのが最初の接点です。
そこで、楽しいって感じましたし、ミュージカルっていいなと思いました。
それ以降は、9期でキャストになり、赤大陸のメンバーとして演じきりました。
そして14期ではキャスト兼スタッフという立場で緑大陸の大陸リーダーを務めていました。
そして、今は16期でキャストをしていて、青大陸のメンバーとして頑張っています!
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Q:凄い偶然が重なって、コモンビートに参加されたんですね!
  今回の16期で参加されるのが、3回目になりますが、心境の変化とかはあったりされますか?

A:はい。というのも16期のスタッフを決めていくための説明会で配られた応募用紙の課題に
「なぜ関西にコモンビートが必要か?」という問いかけがありました。
ずーっと考えてたんですが、結局まとまらなくて、書けなかったんです。
それで今期はスタッフをせずにキャストのみで参加することになりました。
ただ、スタッフを経験したキャストとして、何かできないかなぁと思ったりしていました。
Q:そうなんですね。それでは16期を通じての目標などはあったりされるんですか?
A:実は今回の16期では、スタッフとキャストの両方の気持ちを
知っているという所を活かしたいと思っています。
もっと詳しく言えば、スタッフとキャストを繋げることで、
より良いチームづくりに貢献したいと考えています。
スタッフって、どうしても余裕を無くしてしまいがちになります。
メンバーは初めてのことに戸惑ったりで不安を抱えたまま動けなかったりします。
そんな時に誰よりも広い目線で物事を見ることができたり、
皆の意見を聞いたりすることが出来ると思うんです。
そうして、スタッフやメンバーを繋ぐ役割を担うことで成長できるのではと感じています。
Q:繋ぐ役割を担っている・・・。とても良い目標ですね。
  そんな目標を持ちながらスタートしましたが、今の現状はどうですか?

A:現状は、まだ努力してるとしか言いようがないですね!笑
ただ皆のことを、どんどん好きになっているので、
むしろ自然に繋いでいきたいと思えていますね。
だから今はとっても楽しいです。
Q:周りから見ていると、凄い行動力で十分に繋ぐ役割を担っていると思いますが、
とっても謙虚ですね。
  さて、今回の16期全体を見てどういう印象を受けますか?

A:とっても良いなと思うのは、全体で意見を言い合えてるところです。
発言しても良い空気が出来ているというか、凄く”前のめり”ですよね。
あとは皆が皆のことをよく見れていたり、何でも「やる!」って言って
すぐ決まるところも良いところだと思います。
逆にもっと伸ばしていきたいのは、1つ1つのシーンなどの、
キャスト同士のフィードバックだと思います。特に今回初めてキャストをするメンバーが
積極的に良い点や悪い点など、大陸の中にこだわらずフィードバックをし合えれば、
もっともっと良くなっていくと思います。

Q:ありがとうございます。これからがいよいよ後半に入っていきますが、
今後はどんなことを意識して動いていきたいですか?

A:今後は”種”をちゃんと拾っていきたいと思っています。
「突然やる気になった人」とか、「めちゃめちゃ努力している人」とか、
「前に出ようとしている人」とか、そんな人(種)をちゃんと分かってあげたいです。
そして、「凄いね!」とか「それ、いいね」などの声をかけていけるようにしたいです。
また、”世界を変える”と言っていましたが、具体的に何をすればいいのかというと、
身近な人を大切にすることだと思っています。
「いいな!」と思ったことは素直に「いいな!」と返すこと。
思っていることや感謝を素直に伝えることで、身近な人を大切にする。
それが世界を変えていくことに繋がると思っています。
最後に、謙虚さを忘れないでいたいですね。
そして厳しいことを、思いやりを持って伝えられるようにしたいです。

Q:最後に16期のメンバーに伝えたいことはありますか?

A:皆のために、私の出来ることを、前のめりにやっていきたいと思っています。
一緒により良いミュージカルをつくっていきましょう!!!
長時間ありがとうございました。
インタビューをしていて感じたことは大きく2つでした。
・ 目標をもっていること
→世界を変えるという大きな目標に向かって、この16期でキャストを務めながら、
 地道に一歩一歩近づいている印象を受けました。だからグングン成長しているように
 感じました。
・ 自分のためではなく、誰かのために一生懸命なこと
→目標を持って自分のためだけに行動しているのではなく、誰かのために何かを
 したいという想いによって行動できているのだと思いました。
 しかも決して無理やりではなく、自然と皆の良いところを見つめて好きになり、
 やりたいから、みんなのために出来ることをするという想いを強く感じました。
上記より、皆からえみころ姉さんとして慕われているのでしょうね。
インタビューをしていて、自分自身も刺激を受けました。
えみころさんの歌やダンスにも、是非ご期待ください!
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