世界の中心で藍が叫ぶ! ~メキシコシティ編 その1 | NPO法人コモンビート
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世界の中心で藍が叫ぶ! ~メキシコシティ編 その1

みなさまこんにちは、あいです!
UWPのWorld Tour、6都市目は、メキシコの首都、メキシコシティです!

初めてのメキシコ!!

空港にもメキシコ国旗の色、街中のいたるところにもメキシコ国旗の色、といろんなところでメキシコカラー(赤、白、緑)が見られます。

まずはここメキシコシティで行ったCI(Community Impact)についてレポートしたいと思います。

・1日目
 この日は、ほとんどのキャストが学校に行き、ワークショップを行いました。
 私はITICという小学生から高校生までがいる学校へ。

4~5人のグループに分かれ、クラスを訪問していきました。
最初は小学2年生くらいのクラスだったのですが・・・
とにかく喋る喋る喋る子供たち(笑)静かになるのもつかの間、じっとはしていません。これがメキシコの文化なのか・・・笑

驚いたのは、ここの生徒たちがみんな英語を話せること。自分の意見をシェアする場でも、すらすらと英語で発言しているのです。

でもそれは、プライベートスクールだからだそう。
うーーーん。ただ”うらやましい”環境とは一概に言えない…そう思いました。

・二日目
 この日は、子供たちに向けてのCulture Fair を行いました。
各国のキャストがそれぞれブースを作り、自分たちの文化を紹介していきます。

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どこでするのか知らないまま連れていかれた場所は、街中の道路。
車の通行を止めて、会場にしていきます(笑)

午前中は小学生の子達がバスにのって会場に来てくれました。

そしてここで
「メキシ フレキシ」事件発生。

*メキシ フレキシとは・・・
 メキシコでは、時間通りにいかないこともたびたび。予定が急に変わることもたびたび。というわけで何が起こっても「メキシコだから」ということで柔軟に行きましょう!という合言葉。

午後からCulture Fairに来る予定だった学校がキャンセルに。
さらに12時に到着する予定だった昼食が2時に到着。

と予定が大幅に変わりましたが、初めての子供たち向けのCulture Fair、楽しい時間でした!

・三日目
 この日も学校訪問へ。
 まずは幼稚園のクラスに行きました。子供たち一人ひとりに椅子と机があってびっくり。そして日本の「寿司」はここメキシコでも人気です。

 次は高校生のクラスへ。「Take A stand」という、質問に対する自分の立場をとり、意見をシェアするというワークショップを行ったのですが・・・
 あまりやる気のない雰囲気。人が意見を言っているときにも話す、笑う。
 先生はただいるだけ。

 私たちのリードの仕方も工夫する必要があるとは思います。でも「雰囲気」ってクラス全体の状況からでてくるものじゃないのかなあと感じました。

ワークショップも、「参加してくれてありがとう」ときれいにまとめてしまったけれど、
何かこの子たちに言いたいのに、
でも英語でうまく言えない。

なんとも言えない気持ちになりました。

でも日本の高校でも、もしかしたら同じ状況になりうるのではないかとも思います。
UWPそのものも教育プログラム。そしてこうして学校訪問をしていると、”教育”に興味が湧いてくる今日このごろです。

さて三日目の帰りのミーティング。予想していなかったお知らせがありました。

「舞台道具を運んでいるトラックがまだ国境にいるため、明日のメキシコシティ公演ができなくなりました」

な・・・・なんと?!

いやこれもメキシ フレキシ。なのか…??

さて明日の予定はどうなることやら・・・

初めてのメキシコ編・・・その2に続く

あい(今井藍)