熱気と心に満ちた時間 | NPO法人コモンビート
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熱気と心に満ちた時間

22nd_120818_title.JPGこんにちは。
22期緑大陸の佐藤彩香(あーちゃん)が、8月18日(土)の公式練習の様子をお伝えします。


この日は、空調設備のない施設で行われ、まさに熱気に溢れたミュージカルの練習現場。
立っているだけで汗をかいてしまうような環境でしたが、仲間と過ごす時間にみんなの表情には笑顔が溢れています。
サポーターの方が差し入れしてくれた塩飴と、しっかり水分も補給し、
キャスト達は猛暑に負けずに一日を過ごしました。
ウォーミグアップは、二人組になり
ラテン音楽に合わせたリズミカルな動きでペアダンス。
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まず、一人が相手側の手をとり
誘導するのに対して、もう一人が目を閉じて
相手のリードに身を任せることから始まります。
「相手を信頼して、身を委ねること」
がペアダンスには必要不可欠だということを身に染みて感じました。
男性のリードに対して、ついつい自分で踊ろうとしてしまう女性も多いようでした。
午前中は、大陸に別れてダンスの練習をしました。
同じ施設で、それぞれの大陸がダンスを練習するのは、とても集中力がいることです。
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順番に音楽を流す中で、フォーメーションや振りを確認して、
出演していないメンバーやサポーターに来てくれた過去キャストも前から見て指摘しあいます。
仲間に対して、時に厳しい目線でいることも
素晴らしいミュージカルを作るのに大切なことだと思います。
ランチの時間になると、キャストは衣装を配布されました。
これまで、受け継がれてきた衣装に袖を通して更にテンションが上がったキャスト達。
午後からの後半シーンの練習にもより一層、気合いが入ります。
総合演出の韓朱仙(チュソン)さんの指導により、
「コモンビート2~共通の鼓動 ~」→「決断の刻」→「BOXシーン」→「さあ奏でよう」→「Rebirth~未来へつなぐ鼓動~」→「名もなき我が祖先よ」→「Keep The Beet」
のシーンを練習しました。
戦争シーン、もしくは戦後のシーンでは一気に緊張感が立ち込め、
納得のいくまで、何度でもシーンを通します。
急な悪天候により、外では雷雨がキャストの雰囲気を読みとるかのように鳴り響きました。
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「悲しみ」「憎しみ」「怒り」時には「喜び」、人間の全ての感情が入り雑じる
空間である戦争。
決して、容易に演じられるシーンではありません。
キャストは、心と体で試行錯誤しながら戦争シーンを表現しています。
練習の最後には、「宝物プレゼン」というアクティビティを行いました。
これは、キャストが思い思いの宝物を持って来て
一分間で「その宝物について、自分の思いの丈を仲間に伝える」というものです。
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シンプルに言えば「発信する力を高める練習」なのですが
みんな、それ以上のものを感じた、とても心満たされる時間を過ごしました。
照屋祥子(しょーこ)さんは、お祖母ちゃんの代から受け継がれてきた
沖縄の民族衣装を二十歳の記念にお母さんに着せてもらった時の写真。
中出歩希(ふき)さんは、自分が生まれる前から、お母さんがお腹の中にいる自分を思って書き綴り、二十歳の誕生日に贈られた日記帳。
二人の生い立ちや、喜ばしい二十歳の成長、母親からの愛を感じる1ページ、
が垣間見えて心からあたたかな気持ちになりました。
なかには形にないものを宝物だと紹介する人も、たくさんいました。
「愛」「今この時」「出会い」「思い出」
それは、どれをとっても、わたしたちにはかけがえのない存在であること。
形には見えないけれど大きな財産であることに、改めて気づかされました。
仲間と一丸となってミュージカルを作る今、この瞬間も一人一人の大切な宝物なのです。
本番まで、残すところ41日となった
この日もキャストたちは全力で練習に取り組みました。