世界の若者と「表現」でつながる。「世界青年の船」で表現ワークショップ | NPO法人コモンビート

世界の若者と「表現」でつながる。「世界青年の船」で表現ワークショップ

2026年3月3日、NPO法人コモンビートは内閣府が主催する次世代グローバル・リーダー育成プログラム「世界青年の船」事業の「エンタメコース」にて、海外青年向けの表現ワークショップを実施しました。

本コースは、日本のコンテンツ産業やエンターテインメントが社会にもたらす価値について学ぶプログラムです。

名古屋エリアでは
 ・大須・栄のサブカルチャー散策
 ・ジブリパーク愛・地球博記念館
 ・UNIBO就労継続支援B型事務所
などを訪問し、地域の文化や社会の中でエンターテインメントが果たす役割を体験的に学びました。そして、その訪問先のひとつとして、コモンビートのワークショップが実施されました。本記事ではその様子をご紹介します。

「あなたの国では、『表現』はどのように扱われていますか?」

ワークショップの冒頭では、コモンビート代表理事の安達亮から団体の活動紹介が行われました。

コモンビートのパーパスは、「表現する楽しみを みんなのものに」。
ミュージカルや表現活動を通して、一人ひとりの個性を響き合わせながら多様な価値観が認め合える社会を目指しています。

そして、参加者にはこんな問いを投げかけられました。

「みなさんの国では、『表現』はどのように扱われていますか?」

この問いに対し、各国の若者から多様な意見が寄せられました。

「カナダやスペインでは、自分の意思を明確に伝えないと“何を考えているかわからない人”と受け取られ、信頼を得にくい。一方、日本では楽しい・嬉しいといったポジティブな感情は表現されるが、マイノリティな立場などネガティブな場面では、空気を読んで意見を控える傾向がある」
といった声や、
「スペインでは他者に相談はするが、最終的な決定は自分自身で行うと強く意識されている」
といった意見も挙がりました。

国や文化によって「表現」のあり方は異なる――。その違いを実感する時間となりました。

言葉を超えてつながる、表現体験

ディスカッションのあとは、実際にミュージカル体験。

コモンビートのミュージカルナンバーでも使われているダンスを、その場にいる全員で体験しました。

音楽に合わせて、3つのポーズを取るシンプルなダンス。

最初は戸惑いながらも、だんだんと温かい雰囲気に包まれ、気づけば、国籍も言語も関係なく、会場は笑い声でいっぱいになっていました。

表現で、世界はもっとつながる

NPO法人コモンビートでは、ミュージカルやワークショップなどの表現活動を通して、人が自分らしさに気づき、他者と個性や違いをいかしあう機会を広げています。

今回のような国際交流の場での活動は、「表現」が生み出すつながりの力を、改めて実感する機会となりました。

これからも、表現活動を通して国内外の交流を広げながら、多様な価値観が認め合える社会の実現を目指していきます。