“やって”から“観る”、新しいミュージカル体験!第61期九州公演同時「舞台のシーンに飛び込もう!〜世界のダンス教室〜」レポート | NPO法人コモンビート
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“やって”から“観る”、新しいミュージカル体験!第61期九州公演同時「舞台のシーンに飛び込もう!〜世界のダンス教室〜」レポート

9月22日(日)にキャナルシティ博多 サンプラザステージにて「舞台のシーンに飛び込もう!〜世界のダンス教室〜」を開催しました!

このイベントは、同日に行われていたミュージカル「A COMMON BEAT」第61期九州公演のタイアップ企画として、同公演を鑑賞する18歳以下の子どもを対象に行いました。

子どもたちは学校の芸術鑑賞などでミュージカルを「鑑賞する」機会はあっても、その舞台のワンシーンを実際に「体験する」機会まではなかなかありません。誰かの表現を受け取るだけではなく、自分の身体で表現することも楽しんでほしい。そんな思いで、本企画の開催が実現しました。

全2回のワークショップに合計123名の子どもたちが参加してくれました!
当日の様子を少しお届けします!


今回の会場はキャナルシティ博多という商業施設内にある屋外のステージ。

ショッピングに来ているお客さんなども横を通ったり、見学したりする中でのシームレスなワークショップ開催となりました!

会場に到着した子どもたちはソワソワ緊張しつつも、今回限定オリジナルの4色のスカーフを受け取り、すでに舞台に上がったような気分に。

赤・緑・黄・青の4色が混ざり合ったステージは、このキャナルシティをコモンビートの世界観に一気に引き込みました。

ミュージカル「A COMMON BEAT」の説明を聞いた後は、この後みんなで踊る「赤大陸のテーマ」というナンバーを、スタッフが披露!

次は、子どもたちみんなで実際にダンス!「情熱的な赤大陸」を力強いステップや、みんなでかけ声を叫ぶことで表現しながら、あっという間に完成!

開放的な空間の中で、子どもたちの大きな声や笑い声がそこら中に広がり、気付いたら2,3,4階からもたくさんの見学者が集ってきました。

少し休憩した後は、受付で配られたスカーフの色ごとに、4つのグループに分かれてダンス!

ブラジルのサンバ・ロシアのコサック・南アフリカのガンブーツ・日本のよさこいという、作中に登場するそれぞれの国の伝統的なダンスを体験しました。

「このダンスは元々、会話を禁じられた人々が長靴を叩いてコミュニケーションしていたものなんだよ」といった振り付けの背景を聞き、子どもたちは踊りながら今までに触れたこと無い文化を身体で感じている様子でした。

その後はお互いのダンスを発表…!

それぞれ緊張しつつも踊りきり、他のグループから温かい拍手をもらった瞬間に笑顔が溢れ、コモンビートの100人100日ミュージカル®プログラムの練習の1コマと重なる瞬間でした。

次の「言葉をこえて」というナンバーでは、「手話」を使ったダンスを体験しました。

60期から子どもWSを続けていて驚くのは、子どもたちが手話を習った経験が多いということ。最近は学校教育の中でも手話を取り扱うらしく、我々としても新たな発見がありました。

そんな子どもたちも、ダンスで手話を使うのは初めて。ダンス・手話のそれぞれの可能性を感じてもらうきっかけになったのではないでしょうか。

最後は今日体験した全てのナンバーを合わせたミニショーを実施!

保護者の方々だけでなく、子どもたちの声や様子に惹きつけられたたくさんのお客さんの前で、今日体験した全てのナンバーを披露しました。

最後にはキャナルシティ全体から子どもたちに温かい拍手が送られるような感覚になり、子どもたちにとっても嬉しい初舞台になったのではないでしょうか。


参加者のみなさんは、ワークショップ終了後にそのままミュージカル公演を鑑賞し、こんな感想をいただきました!

子どもたちの感想

保護者の方より

小2の息子が楽しく参加させていただきました。なかなかレッスンしてもらう機会もないので良い体験になったと思います。 集中力のない息子ですが、90分の舞台も面白いから最後までみるといって途中退室もなかったです。

ワークショップに参加したので、ミュージカル観劇中も「今日やった曲だ」とずっとワクワクしてました。

子どもが観劇前にワークショップをうけて、そのときに一緒に踊ったダンスや手話が実際にもでてきてとても感動しました。

子どもが参加したワークショップで踊った曲が流れた時の子どもの目の輝きが印象的でした。スカーフをふって一生懸命応援していました。キャストのみなさんのパワーに感動いたしました。本当にありがとうございました。

ご好評頂いた本企画は、今後各地域で行われるコモンビートの公演に合わせて開催を予定しております!

ぜひ、「鑑賞」だけでなく「参加」の機会として、ワークショップへのご参加もお待ちしております!


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ミュージカル「A COMMON BEAT」の青少年招待や、本企画のような、「子どもたちが表現に触れる場」は、支援者の方からのご寄付によって支えられています。

ぜひ、あなたも子どもたちに表現を楽しむ機会をプレゼントしてください!

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