人は誰もが「表現者」である。 | NPO法人コモンビート
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人は誰もが「表現者」である。

はじめまして、表現プログラム事業部です。

突然ですが、質問です。
みなさんは、日頃「表現」していますか?

「歌とか踊りとかやったことないから….」
「人前でパフォーマンスするのは好きじゃないなぁ」
「自分にできるのかわからない」

この質問に対して私たちが良く聞く答えです。
これまでコモンビートのプログラムに参加するかどうか悩んでいた人からも、同じような答えをたくさん聞いたことがあります。

表現は、決して才能や専門性を持った一部の人にしかできないことではありません。
この世界に生きる人は既にみんな「表現者」です。

「社会の構成員一人ひとりが自分を自分らしく表現できる人になる」というビジョンを掲げて、表現プログラム事業部は活動しています。

表現とはそもそも何なのか。

難しいものや遠いものとして捉えてしまうのは、文芸・美術・音楽・舞台などのイメージが強いからではないでしょうか。

「表現」を英訳した言葉のひとつに「Expression」がありますが、これは「ex」(外に)+「press」(押す)で「外に押すこと」を語源に持ちます。
表現は、気持ちや考え方など、自分の内面にあるものを外に出して伝えることに他なりません。
芸術作品などの創作物も、自分の口から発される言葉や表情も、全てが表現です。

「自分らしく」表現するためには、まず自分自身を知ることが大切になります。
何が好きなのか、嫌いなのか、得意なのか…

そして、自分の表現を受け取る他者を知ることも大切です。
他者を知り、理解することは、相手の目を通して見える自分自身を知ることにも繋がります。
私たちは、そのような繋がりの中で常に表現し合って生きているのだと思います。

表現プログラム事業部では、昨年から1ヶ月間のオンライン表現プログラム「Cplus(シープラス)」を立ち上げました。昨年は3回、今年は全5回のプログラムを実施する予定です。

Cplusでは、「繋がり」と「創造」を大切にしています。

多様なキャストが互いの価値観や想いを共有しながら、テーマに沿ったオンライン作品を1ヶ月で作り上げるプログラムです。

自分のことを見つめ直し、気づいたことを相手と伝え合い、たわいもない話から互いの価値観まで、多様な人とのたくさんの対話を通じて、繋がりの中での表現を実践します。

(2020年秋に実施したプログラムの様子)

人生は、一人ひとりにとってたったひとつの舞台であり、誰もがそのステージの上に立つ唯一の表現者であるはずです。
それに気が付くことは、相手のステージは違う=自分と相手は違う存在であることを認識し、他者を尊重し認め合うための第一歩だと思っています。

自分のことを自分らしく表現できる人が増えることで、それ以外の他者や価値観を認め合うことができるようになる。

自分を表現するための「引き出し」が増えていくプログラムをたくさん提供していきたいと思います。

コロナ禍でコミュニケーションが希薄化する今だからこそ、新たなコミュニティに飛び込んでみませんか?
「繋がり」と「創造」を大切に。Cplus3期プログラム、参加者募集中です!

Cplus第3期オンライン説明会
1月23日(土) 10:30-12:30
1月28日(木) 20:00-22:00
1月31日(日) 10:30-12:30
2月2日(火) 20:00-22:00
詳細:https://commonbeat.org/program/cplus/

表現プログラム事業部