待ちに待った初めての智里東ツアー!!
初日は「智里東の名所巡り」をしました。歴史のある神社や、遺跡、智里東の農家について、色々学びました。その中でも印象的だったものをいくつか紹介します…
これは、阿智村の第三小学校の近くにある、「マス池」の横にある、「マスの慰霊碑」です。
マス池では、毎年小学校の児童が、春からマスの飼育をして、8月に大きくなったマスを釣り、秋にかけて燻製にする…ということをしています。そのような経験を通して、子どもたちに「生き物の命」を考えてもらい、「生き物を食物にすること」が、どういうことかを学ぶ場になっているようです。
マスの慰霊碑は、食物として頂く、マスへの感謝の気持ちを表すものみたいです。
夜は民泊させて頂いた、新築の綺麗なゲストハウスにて、村の人たちが、バーベキューで、私たちをもてなしてくれました。
まずは焼き魚の準備。
村の人が、その場で、竹から串を作ってくれ、自分は、ぬるぬるした魚を手で掴みながら、初めて魚を串で刺しました。なかなかコツのいる作業でしたが、なんとかお手伝いさせて頂くことができました。
焼き鳥や焼き魚など、たーくさん食べつつ、なおかつ、気さくな村の人たちとお話をたくさんすることができ、楽しい夜を過ごしました。
ツアー二日目は、古代東山道の修復をお手伝いしました。
狭くなっている山道を、シャベルで削り、道を拡げて、土をならしていきました。また、危険な道には、写真のような大きな木を道の端に沿わせ、杭を打ち付けて、安全な道を作りました。
下の写真は丸太を担いで工事現場まで行くぴろともっくん!!
かなり重たそうな丸太でしたが、村のおじさん(70歳位のおじいちゃんも)は1人で丸太を担いでいました。
たった200メートル程の山道ではありましたが、一時間半くらいかけて、たくさんの汗をかきながら…先人たちの足跡を辿るかのように、道の補修をしました。
補修された道を見たときは、なんだか歴史を感じると共に、満足感というか感慨深さを感じることができました。
「道を切り開くことから歴史が作られる」
そんな想いを感じることのできる貴重な時間となりました。
二日間のツアーを通して、強く感じたこと…「村の人たちの温かさ」でした。そして、村の歴史や神様を大切にしていることが伝わってきました。
智里東との次回の交流ツアーは9月10、11日。今回のツアーで感じたことを活かして、次回は、もっと実りのあるツアーにできたらと思います。