異文化理解の旅は、自己理解の旅 | NPO法人コモンビート
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異文化理解の旅は、自己理解の旅

こんにちは。Jump in 週末留学 2022 Summerにスチューデントとして参加した呉 朗子(Akiko)です。

このプログラムの初回に参加して以来その魅力にはまり、Student(参加者)として2回参加した後は、Coordinator(運営スタッフ)として3回参加。そしてこの夏は、久しぶりのStudentとしての参加でした。

参加する度に実感するこのプログラムの良さはたくさんあります。

年齢や職業によらずフラットな関係でともに学ぶ仲間になれる、

参加者それぞれの個性を柔軟に受け入れる温かい雰囲気がある、

そしてもちろん、素敵なゲストと、リアルタイムでつながるワクワク感。

私生活や仕事に生かせる学びが偶発的に得られることも多く、学ぶって楽しい!と純粋に思える瞬間はとてもハッピーです。

Jump in 週末留学では学びの集大成として、一人3分間の「卒業ぷれぜん」という発表をします。

8つのクラスの参加を通じて、肌で感じたこと、刺激を受けたこと、共感したことに思いを巡らせるうち、マダガスカルクラスで紹介されたあの生き物を思い出しました。

完成したぷれぜんは・・・

「カメレオンの旅」という自作絵本の読み聞かせ”風”。

マダガスカルに住んでいるカメレオンくんが世界を旅するお話です。

旅で世界各地の素敵な人に出会い、ダンスを楽しんだり、現地のお料理に挑戦したり、中には、戦争が続く中、今の思いを聞かせてもらったことも…・。

旅から戻ったカメレオンくんは、マダガスカルでは聖なる生き物として扱われていることが特別なことだったんだと気づき、普通だと思っていた日常に改めて感謝する、というストーリーです。

訪れる国ごとに国旗の色にそまったカメレオンは、絵本のラストで、様々な国の国旗のミックス柄になります。

異文化を知ることは、自分や自分が住んでいる国について知ることにつながっていきます。

私自身が、この夏の週末留学で感じたことを、カメレオンくんの旅に重ねたつもりです。

マダガスカルクラスの中で、『訪れた場所は、なんらかの形でその人の一部になる。』という言葉を聞いたとき、私の中にも、今の私自身になっている、いろんな経験や影響された文化があることを再認識し、とても共感しました。

きっと、今回の留学で出会った価値観もこれからゆっくり私の一部になっていくんだと思います。

素敵なゲストの皆さん、そしてともに学んだ仲間との出会いに感謝しています!