多様性を受け入れるのに必要なのは、“個”を知ること!? | NPO法人コモンビート
企業・自治体の方 学校関係者の方 お問い合わせ

多様性を受け入れるのに必要なのは、“個”を知ること!?

皆さん、こんにちは!「Jump in 週末留学 2022 Summer」にスチューデントとして参加しました、ZARD をこよなく愛する大学生の森田幸暉(KOKI)です。
僕は Jump in 1day 留学の後、「世界の人々と繋がるだけではなく、日本にいる様々な世代・ 地域・職業の人と話せる」ことに新鮮さを感じて申し込みました。そして、Jump in 週末留学での経験は、僕の中の新しい世界を開いてくれました。

オーストラリアクラスでは、オーストラリアは多文化国家で建国記念日には様々な国の衣装を着て旗を持つなど「多文化」が根付いている一方で、アボリジニの人々の尊厳・人権が守られていない等、「個の文化」についての理解が足りない部分もある、とのお話を伺いました。ゲストの方が「日本は独自の伝統文化を守っているのが羨ましい。」とおっしゃっていて、固有の文化を大切にする大切さにも気づかされました。
この中で僕は、「多様な価値観を認める」ためには「一人一人の背景や文化という“個”をしっかり知る」ことの大切さを知りました。そして、これは発信することで “個”を主張し、それを新鮮さにぶつかった時の驚きも含めて受け入れることで「知る」ことになるのではないか、と考えました。
“個”を表す方法が多様であり、それが他の人に大きな影響を与えることを最も実感したのが「卒業ぷれぜん」でした。僕は卒業ぷれぜんで、Twitter 風画面を使って「“個”の価値観を知ることが“多様性”理解に繋がる」話をしてみました。元々、発信することやSNSは苦手でした。しかし、今回の Jump in 週末留学 2022 Summer で発信することの大切さ、自分の考えを自分の形でアピールすることの面白さを知りました。「身近なところにあるSNSは怖い部分も確かにあるけれど、見方を変えて正しく使えば“個”を知り“多様性”を得るために有効ではないか?」と、ネタを考える中で思いつきやってみました。
結果、思ったよりも大好評だったことが驚きでした。そして、他のスチューデントの方々のぷれぜんを見た時に、同じクラスを受けてもその感じ取り方や発表の仕方が全然違うことがとても興味深かったです。僕は「異文化にぶつかってみたい」と入学時に宣言しました。 しかし海外の異文化のみならず、驚きや感動を伴う他の考えとの激突は、自分に新たな考え方をもたらしてくれました。そして、ZARDをZoom の背景にしただけでこんなに盛り上がれることを教えてくれたJump in 週末留学 2022 Summer 参加者のみなさんとの出会いも最高でした!