こんにちは!Jump in 週末留学 2022 summerに参加した大学生の柴田智彩(しばワン)です。
私がこのプログラムに参加した理由は、「土日が暇で何となく気になったから」というとても浅いものでした。
Jump in 週末留学では、たくさんのクラスに参加して様々な国の文化や価値観を知ることができました。例えばガーナクラスでは、日本において、出入国在留管理局から一時的に身柄拘束がなくなる「仮放免」という状態の人々に対する不適切な扱いがあることを学び、自分たちの知らない日本の現状について知りとても考えさせられました。自分の国を良くするためには、まず自分の国のことをきちんと知る必要があるなと感じました。
しかし、そんな私がクラス以上に1番楽しんだのは、1か月間で学んだことを自由な表現で発表する「卒業ぷれぜん」でした。
私は元々、他人に心を開くのがとても遅い人間でした。高校の頃は、毎日顔を合わせる部活の同級生たちとさえ、心の底から仲良くなれたと感じたのは入部から1年経ってからでした。(仲の良いメンバーだったので、みんなにそのことを言うと驚かれます笑)
心を開けば、よく喋るしボケてみたりもする私なのに、自分を出してそういうことができるようになるまでにかなり時間がかかる。これだとなんだかもったいなくないですか?そんな自分を変えたい、極論を言えば初対面の人の前でも緊張せず自分を出せるようになりたい。どこかでずっとそう思っていました。
そんな中、Jump in 週末留学でたくさんの面白くて魅力的な海外のゲストさんや参加者の方と出会い、自分を変えるなら今しかない!と感じた私。そんな私がたどり着いたのは、「面白さ」に振り切った表現でした。
今までであれば知り合って1か月しか経っていない人たちの前、しかも4、50人もの大勢の前で人を笑わせるようなことをするなど絶対に有り得ませんでした。しかし、私は元々人を笑わせて楽しませるのが好きだったし、知り合って間も無い他人の前でも自分を出せるようになりたいという長年の思いがあったため、「ここで勇気を出して成功すれば、絶対に今後の自信になる」と思い、「グリーンカレーの辛さ何倍まで食べられる!?」という、激辛グリーンカレーをみんなの前で食レポする、という1発芸のようなぷれぜんを実行しました。あの時、これをすると決められたのは、みなさんの雰囲気が「ここでならきっとみんな笑ってくれるだろう」という確信を持てるものだったからにほかありません。和気あいあいとして誰でも受け入れてくれる温かいJump in 週末留学の雰囲気が、私の挑戦を後押ししてくれました。
「なんとなく」で始まった私のJump in 週末留学は、温かく愉快なみなさんのおかげで、自分の苦手なことを克服するというとても良い経験に繋がりました。そして、「気になったらとりあえず挑戦してみる」という自分のモットーも見つけることができました。改めて、一緒に参加したみなさん本当にありがとうございました。