Vol.112「事務所を持つという大いなる覚悟」 | NPO法人コモンビート
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Vol.112「事務所を持つという大いなる覚悟」

4月からコモンビートは事務所を持って仕事をできるようになった。
専従スタッフが3人になり、集える場所ができた。
本当に夢のようだけど、夢じゃない。
活動四年目にして、「社会に存在することが認められた団体」になったんだと思う。
この責任の重みをしっかり考えたいと思っていたところに、同じくNPOとして志高く活動している大先輩から、お祝いのメールが届いた。
「…NPOにとって、事務所を開設できるというのは、今後少なくとも10年はやるという決意ですので、是非これからも頑張って下さい。畑は違いますが、その土地に育てたい作物はきっと似た種類のもので、それを育てることで社会はきっと良い方向へ、ましな方向へ、わずかでも向かうのだと信じております。
NPOで飯を食っていくというのは大切なことですが、しかし、それが目的になってしまってはいけないと常に思っています。
とくに、コモンビートは表現者集団なので、大変だとは思いますが、それにこだわってこれからもいい作品を作って欲しいと思います。
昨年亡くなられた作家・灰谷健次郎さんから頂いた言葉で、いつも肝に銘じているものがあります。
『身銭をきって生涯ものを書き続ける姿勢は、全ての表現者の誠実』
是非、これからもご活躍下さい。…」
なんと有り難いお言葉!
今、改めて気合いと希望と大いなる覚悟に満ちています。
頑張ります!