みなさん
こんにちは。もっぴーです。
現在はモンサンミッシェルを見るために訪れたRennes(レンヌ)からの更新です。
Belgiumの3つ目の街は西から東に横断をしてKinrooi(キーンロイ)へ。
移動途中にBelgiumの首都Brussels(ブリュッセル)に寄って街を散策する時間もありました。
Kinrooiはドイツやオランダの国境が近く、クルーズ中に国境を越えてオランダへ、
というようなことも。
住むのは大きなオランダのほうが安いので住まいはオランダに持ち、
ベルギーで買い物をする(逆だったかもしれない。。)というような
毎日国境を越えて生活をしている人もいるそうです。
ヨーロッパツアーに入ると2019CastAのツアーも残すところ1か月となり、
キャスト全体に急ピッチがかかったような印象です。
思いがけないワークショップにキャストの絆を強く感じたり、
少しずつUWPを終えた先のことを考えだしたり、
だんだんと別れが頭をよぎるようになってきました。。。
今回お世話になったホストファミリーはホストマザーがコーチングのお仕事を
されていたため、ホストマザーのお仕事見学のために半日の”Career Day”をとりました。
“Career Day”とは、ホストファミリーが自分の興味がある仕事についている場合、
キャスト全体の活動を休んでホストファミリーのお仕事見学についていくことができます。
UWP参加当初に興味のある仕事は？という質問項目があったのですが
それは恐らくこのためで、UWP側もできる限りキャストとホストファミリーの興味関心を
マッチングできるようにしているそうです。
元々人材の仕事をしていたのも個人の想いによりそって自己実現をサポートする
仕事が好きだったのでコーチングはとても興味のあるお仕事でした。
Life Coachとして活動をされているホストマザーは自宅が主なお仕事場で、
カウンセリングのアポイントに同席をしました。
とても面白かったのはおもちゃを使うことで、現在の自分の姿を可視化・客観視することでした。
例えば下記の図。
過去の自分ばかりを見ていると現在自分が持っている宝物・価値に気が付かず、
将来やりたいこと、ありたい姿が見えなくなってしまっている様子。
積み木にのって真ん中の現在の自分を見下ろしている人形が過去の自分で、
真ん中の現在自分の後ろにある赤いジュエリーボックスが自分が持っている価値、
さらに後ろにある白いジュエリーボックスのが自分が将来にやりたいことの象徴です。
ですが自分が持っている価値を見直してみると、その先の自分がやりたいこと、
なりたい姿が見えるようになり、過去の自分も現在の自分に寄り添ってくれる存在になるそうです。
自分自身も聞きながらハッとしました。
私がこれまでどうせややっぱりで片づけてきた出来事はこの上の写真の状態なのだと思います。
自分が渦中にいるとなかなか気が付かず、もっと悪ければ負のループにはまってしまたり。。
ですがこうやって可視化できると、自分のなりたい姿に背を向けている状態であることや、
自分が今持っているもの(自分の価値)に目を向ける大切さに気付かされます。
その他にも例えば人間関係の問題は複雑になりがちですが、
このように人形を使って客観視してみると自分の置かれている状況が見えてくるそうです。
コーチングはコンサルティングとは違い、アドバイスを提供するのではなく当事者本人が答えを
見つけることができるように、心理学やコミュニケーションの専門知識を
生かして状況整理をしたり、質問を投げかけたりします。
同席をさせてもらった女性の方も、人間関係の相談をホストマザーと
会話を進めていくうちに問題の核心にたどり着く様子が分かりました。
(本当に快いクライアントさんで、カウンセリングの会話はオランダ語、
途中で私も分かるように英語でホストマザーが翻訳してくれました。)
自分自身の話もたくさん聞いてもらい、Happy Manのストラップを頂いたり、
私の今の状態に合わせた本を頂いたり学びもたくさんのプレゼントをありがたく頂きました。
たくさんの出会いをも頂いた週でした。
コミュニティサービスで訪れた老人ホームのおじいさんはベルギーのチームに日本人の選手が
いるのを一生懸命教えてくれて仲良くなり、手紙を送るねと住所の交換をしてお別れ。
6年後に開催される100歳のお誕生日パーティーにも招待してもらいました！
ホストファミリー家によく配達で訪れるおじさんは耳が不自由なのですが、
語学を学ぶのが好きで過去に日本語も勉強。
筆談交えながらのおしゃべりを楽しみました。オランダ語のほかに4ヶ国語も話せるそうです。
それぞれの人の輝きに勇気と元気をもらった1週間でした。
Belgium最後の街を後にし、翌週はドイツへ移動です！！
もっぴー（三矢楓）
