Meet the world:vol.34 彩の街 in Metepec/Mexico | NPO法人コモンビート
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Meet the world:vol.34 彩の街 in Metepec/Mexico

みなさん

こんばんは。もっぴー(三矢楓)です。

メキシコ料理はその歴史から世界無形文化遺産に登録されています。ご存知でしたか?

みんなが「メキシコ料理は辛いから気を付けて」と言うもんで、
どれほど辛いのかと思ったのですが私の感触では料理自体はそんなに辛くなく、
料理にかけるサルサやワカモレが超絶辛いことが判明しました。

これがみんなどばどばかけるもんで、
いやいやドレッシングじゃないんだからと突っ込みたくなるのですが
メキシコ人にとっては朝飯前の様子。。

ちなみに下の写真はスパイスのチリで小さくなるにつれて辛くなっていきます。

面白かったのが、ホストファミリーが日本料理屋さんに連れて行ってくれたとき、
お寿司についているワサビを食べたのですが、
海外のワサビはご想像のとおりフレッシュではないので
そんなに辛くないんですよね。・・・日本人には!

メキシコ人にとってワサビはどんなに新鮮でなくても激辛スパイスで
ヒーヒー言いながら食べている姿に嘘やろー、と言いたくなるレベル。笑

どうやら「違う種類の辛さ」なんですね。

Naucalpan(ナウカルパン)を離れて次に向かうメキシコ3つ目の街はMetepec(メテペック)。

月曜日は移動日なのですが、移動時間が短かったため
、コミュニティディスカバリーと呼ばれる観光の時間がありました。

そこでMetepecの街に一目ぼれ!!The Colorful!!な世界が私たちを出迎えてくれました。

Metepecは陶器が有名で、陶器でつくられた人形や置物に色とりどりの装飾がされています。

メキシコのインテリアの多くはメキシコ古来の神様を表す太陽と月。
そして死者の日を表すスケルトンの置物が多いです。

そして伝統工芸のTree of life。

木のように形作られた土台にそれぞれのテーマが表現されます

例えば上の写真はキリスト教の世界。

こちらはメキシコのおもちゃの世界。

もともと細かい絵や作品を見るのが大好きで、
隅々までつくりこまれたTree of lifeに、すっかり心を奪われました。

すっかり一目ぼれをして、お土産なんてめったに買わないのですが、
ミニバージョンをゲットしました^^

メキシコの街は本当にカラフル。
メキシコから参加のキャストになんでそんなにカラフルなの?と聞いても、
なんでだろ?ググってわかったら教えて~というくらいの自然な根付き方。

キリスト教の世界観もアメリカやヨーロッパでは見ることのできない個性的なもの。

メキシコは元来、多神教でたくさんの神々を信仰していましたが
スペインの植民地化によりキリスト教が浸透、メキシコならではの発展を遂げてきました。

こちらは教会の様子です。

この週は、イースターのため祝日が多いホーリーウィークと呼ばれる週で、
祝日の間に休みをとれば9連休になるというような、日本でいうGWのような期間。

イースターはイエス・キリストが復活をする日なので教会内の
「生きている」キリストの像は姿を消すんです。

そんなおもしろい光景も見ながら、Metepecでの1週間を楽しみました。

あまりにTree of lifeが好きになったので週末はもう1度、
ダウンタウンの同じ場所に連れてきてもらいました。1日中毎日でも見ていたい!!!

そんな贅沢な時間につきあってくれたホストファミリーには本当に感謝です。

全員がこの街で育ったこの家族のみなさんから街のことをたくさんを教えてもらい、
ご自身がタコスのお店を経営されているのでおいしいタコスをたくさん頂きました。

UWPを迎えるのは初めてのことだそうですが、すごく気に入ってくれて、
ホストファミリーおそろいのTシャツを作ってくれたり、
ホストブラザーのJanick(ジャニック)はすっかりUWPが気に入って
次のセメスターに参加をするそうです!

UWPで配布される昼食はレストランなど寄付してもらえるを探すのですが、
それもすべてご自身のレストランからサポートしてくださいました。

今時大学生のJanickくんはドローンとバイクが大好きな男の子で、
練習後にはまさかの3時間にわたるツーリングに連れて行ってもらいました。

(運転は禁止事項なので後ろに乗っけてもらっています。)

メキシコはカラフルな国とは聞いていましたが、
こんなにも細かくて鮮やかな世界だとは想像以上でした。
Metepecはいつかまた帰ってきたい愛しい場所の1つです。

もっぴー(三矢楓)