みなさん

こんにちは。もっぴー(三矢楓)です。

ただいま3か国目、ベルギーのKinrooi(キーンロイ)からの配信です。

ですがもう少しメキシコの滞在について書こうと思います。

メキシコは多少の想定外のことが起こっても、
「メキシーフレキシー」の一言で解決する魔法の国ですが、
なんとNaucalpan(ナウカルパン)ではショーが1つキャンセルに。。
低所得者のお客さん向けに無料でショーを実施する予定だったのですが、
お客さんを連れてくるはずのバス会社と音信不通(?)になってしまい、
時間になってもお客さんが姿を現すことはなく。。

うーん、私的にはこれはなんとも「メキシーフレキシー」の枠を超えた残念な出来事でした。涙 

キャストも残念がっていましたが、私たち以上にスタッフは大変だっただろうし、
なんともコントロールの聞かない範疇の出来事。

とはいえ、ハードスケジュールをこなしているキャスト達にとっては良き休憩時間ともなりました。

さてNaucalpan(ナウカルパン)では中学生向けにカルチャーフェアを実施しました。

メキシコの教育事情を少し説明すると、公立学校の教育はなかなか充実しておらず、
一般的に「低所得者の家庭が通う学校」というようなイメージです。

メキシコでは何度か子どもがいるホストファミリーに滞在しましたが、
みんな私立学校に通っていました。
基本的にUp with Peopleのホストファミリーは誰でもがなれるのですが、
食事や洗濯などなどすべてホストファミリーの負担なので、
その余裕がある家庭の子どもたちとなると私立に通っていることが多いのです。

アメリカでのスクールワークショップでアメリカの公立校を何度も見てきて、
映画のハイスクールミュージカルの世界そのものから、180度世界が変わる様子には衝撃を受けました。

子どもたちに外の世界を見てほしいという校長先生の依頼で
300人の生徒が集まるカルチャーフェアを実施しました。
学校の中庭のような屋外での「あおぞらカルチャーフェア」です。
風が強くていろいろと吹っ飛んでいきましたが。笑

ちなみにショーでも感じたのですが人に人が群がるのはメキシコの面白い文化です。

初めて見るメキシコの外からやってきた私たちに、
目を真ん丸にしながら何事だと言わんばかりに駆け寄ってきてくれました。

キラキラした目で話しかけてくれる言葉はもちろんスペイン語。
最初はわからーん、と身構えてしまいましたが、
もはやわからないのは当然と割り切って言語が通じている通じていないのは
お構いなしにコミュニケーションをとっていきました。

カルチャーフェアの日本ブースでは折り紙と駒、
日本語で名前を書いてあげるのが定番で特に駒は男子生徒に大人気。
メキシコにもTrompo(トロンポ)という似たようなおもちゃがあるのですが、
日本の駒は地面に平行にスライドさせないといけないのが難しいようでみんな苦戦していました。

ちなみにTrompoはこちら。メキシコと日本のおもちゃの共通点って本当に多いです。

女の子達は、「この子ボーイフレンドにどう?」と、
やめろといわんばかりかつ照れまくっている男の子を連れてきたり
中学生らしいきゃぴきゃぴした感じが可愛らしかったです。

子どもたちの好奇心には本当に驚かされます。
初めて見るもの聞くものすべてに目を見開いて、わーお!と宝物を見つけたような表情をします。
後々、先生達からたくさんの感謝の言葉を頂きましたが、
子どもたちの好奇心に刺激を受けたのはこちらこそでした。

言葉なしで全てが進むのかといえばもちろんそうではなくて、
メキシコでのコミュニティアクションではスペイン語を話せる子たちが通訳に入ってくれます。

通訳するよ、と困っていた時に寄ってきてくれたベルギーのキャストメイトに
思わず日本語で説明をしだしたのにはお互い爆笑でした。笑

ブロークンながらも英語でコミュニケーションをとれるアメリカとは全く違い、
私にとってスペイン語は全くの意味不明です。

それでも文化交流を通してお互いを知ることができた、
まさに「言葉を越える」瞬間でした。

一方で、相手をもっと知るために相手の言葉を理解できたらと思う瞬間が何度もありました。
私が英語を学びたいと思って勉強をしたのも相手のことをもっと知りたかったから。

「言葉を超える」はシンプルかつ、長い道のり。
同時に自分にとってはなかなか重い表現です。

学校を離れてからもFacebookでGoogle翻訳したんだろうなあと思う
不思議な日本語のメッセージを送ってくれる子がいたり、今でも交流が続いています。
私も頑張ってスペイン語で返信しましたよ!
後からホストマザーにチェックしてもらったらGoogle翻訳クオリティならではの
不思議なスペイン語を送っていたそうです。笑

メキシコと日本はほとんど地球の裏側ですが、繋がりができると小さな世界です。

いつか大人になった時に、UWPのカルチャーフェアを覚えていてくれて、
日本や外の世界に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
子どもたちの人生に影響するかもしれない瞬間を残せているかもしれないと思うと、
UWPに来て良かったなと誇りに思うと同時にUWPが終わっても、
子どもたちの世界を広げていく活動に関わり続けていきたいと思いました。

もっぴー(三矢楓)