みなさん
こんばんは。もっぴー(三矢楓)です。
休憩時間にメンバーの1人が見せに来てくれたのが
2018年CastBで参加のゆーきが餅つきをしている写真。
一緒におしゃべりをしていた子たちが興味津々に白いのは何?ミルクが入っているの?タフィー?という会話がすごく可愛かったです^^
今日のトピックはCross the Lineについて。
「世界が100人の村だったら」の導入でスタートし、キャストを主体にダイバーシティについて考えるワークでした。
少し長くなってしまいますが、どんなことをしたのか、どんな題材を話したのかがイメージできるように詳細に記載します。
ルール:
・部屋の端に集まるところからスタートし、質問に対してYesの人は部屋の反対側に移動をする
・回答の背景を話したい人は挙手制でバンダナを渡されたら人が話をシェア
・拍手や歓声は禁止
・”I” sentence 自分についての話をする
質問(覚えている限り):
・経済的に苦労をしている過程で育った
・人種で差別を受けたことがある
・いじめをしたことがある、されたことがある
・身体的に人の手助けが必要か
・精神的に苦しみを患っている
・両親はまだ一緒に住んでいる
・片親に育てられた
・性的暴行にあったことがある
・銃事件を経験したことがある
・自分がLGBTQだと思う
・ジェンダーを理由に差別を受けたことがある
・宗教を信じている
・スピリチュアルを信じている
・2週間、孤独を感じたことがある
・2週間、家に帰ることを考えたことがある
・3週間前と変わった
これまで自分が経験・想像をしてこなかったことが多く、1人1人がいろんな背景を持っていてハッと驚いたり、人がシェアする
話を息をのんで見守ったり、人の気持ちに共鳴して自分の気持ちが動いたりする緊張感漂う3時間でした。
これまでの自分の生活では経験したことのない題材が多く、知識としては持ち合わせていても、目の前の人が語ることばの重みは半端なくて、決して楽しい話ばかりではないものの、1人1人の話に引き込まれていきました。
普段のみんなの様子からは想像できない痛々しい経験を語ってくれるメンバーもいました。ダイバーシティって目では見えない。。
これまでの私のの場合、アメリカ人は、ヨーロッパの人は、外国人はという見た目でわかる判断や、〇〇人というカテゴライズで多くを識別してきました。確かに国ごとでの傾向はもちろん出るし、日本人だけでこのワークをやったとすると全く別の動きになったと思います。
ですがこのワークを通して、より個人を見つめていきたいと考えるようなりました。
到着初日に私に暖かい言葉をかけてくれた彼も、彼がアメリカ人だからストレートな表現ができる、という以上に彼がこれまでにいろんな経験をしてきて悩みや葛藤があったから生まれた言葉で、人を勇気づけることができるんだと思いました。
自分がcrossしたのはわずかでしたが、「3週間前と変わった」についてはYesでした。
到着時から、「話さなければ」と「話せない」スパイラルに悩まされていましたがスタッフのももが声をかけてくれて大きな気づきをもらいました。
少しももの話をしますが、show managerとしてみんなを率いている姿は本当に勇ましくてかっこよくて。。!そんなももは、5年前にキャストとして参加をした当時は英語もダンスの経験もほとんどなく、たくさんの葛藤を経験してきたとのことでした。そんなももの姿にはいつも勇気をもらいます。
「話さなければ」&「話せない」スパイラルに悩んでいた私にかけてくれた言葉は「自分のハートから出る考えを大切にすること」。自分が本当に考えていることを大事にすること、小さな輪からでかまわないからシェアをすること、言葉だけが全てではないこと。そんな話しをしているうちに、話さねばの圧力で自分の本当の考えがそっちのけになっていたことに気がつきました。そう思うようになってからは、自分のメッセージを一生懸命理解してくれようとしている人がたくさんいることに気がつくことができて気持ちが開けるようになりました。すごく大切な気づきでした。
Cross the Lineが終わり、色々な話を共有しあった結果、安心感やより深い絆、共感することで相手の気持ちを癒そうとする想いやりの心を感じました。ダイバーシティはエネルギー!!
写真は自分のフラッグを作成したワーク。好きなもの、大事にしているもの、価値観を絵にします。ハートや木、音楽など共通しているものも多い一方、個性的なものまで様々。どれ一つ欠けても成りたたない2019年CastAのフラッグの完成です。
もっぴー(三矢楓)