こんにちわ!
10月10日(土)、東京よさこい前夜祭が行われました。
当日スタッフとして、1日キャストの姿をビデオで撮影した新婚の三上直浩(みっち)です。
前夜祭の模様をサポータースタッフ目線でお伝えいたします。
朝は一瞬雨に見舞われ、大丈夫か!?と危ぶまれるものの
よさこいキャストの普段の行いのおかげかすぐに晴れ間に恵まれた。
よさこいキャスト達は会場近くの名もなき公園にて準備に勤しむ。
みんな、いい顔をしています。
そして本番前に小声での気合いれ。
おぉ、コモビらしい。
さて、そうこうしているうちに東京よさこい、開幕しました。
まず最初に会場となるのが池袋西口前にある大通り。
だいたい100~150mの距離を各チームが順番に踊り歩きます。
我がコモビよさこいキャスト達の出番は3番目。
撮影する手に力が入ると言うものです。
キャストじゃないのになぜか緊張・・・
がんばれ!
一組目、江戸の大奥をイメージした踊り。和服が特徴的。
二組目、キラキラ星を取り入れたチーム。旗が印象的。
そしていよいよ三組目!
まずはオサが口上を述べます。
なんとも勇ましい!カッコイイ!
コモンビートの何たるかを、そして「大人の背中」の何たるかを堂々と語り通しました。
その後曲とともに70人の肉体が激しく動き出した!
おおお
おおおお
おおおおお
や、躍動!すごい!
前に後ろに左に右に肩車も入って上に下に
動く跳ねる飛び回る!
カメラがついていかない・・・(汗
途中、尊敬してやまない朴 成宇(うーちゃん)さんの作った歌が入る。
みんな、いい笑顔だ。
ふと周りの観客を見てみる。
明らかに他のチームと反応が違う。
観客も笑顔だ。
コモビが会場の空気を作り出している。
ふとミュージカル本番のことを思い出す。
熱い気持ちはつたわるなと。
激しい踊りもクライマックスを向かえ、キメのポーズをとると、拍手喝采!
踊ってないの気持ちいい。
最後にオサの「観客の皆様に向かって礼っ!」の合図とともに皆が礼をする。
おぉ、コモビらしい。
こうして、最初のステージは終わりました。
会場から休憩スペースへ移動します。
短い時間の中で激しく踊り、体が酸素と水と休息を求めるこの瞬間にも
「大人の背中」を示すため、きびきびと右側通行で移動するコモビよさこいキャスト。
この目につきにくいところでの行動がしっかり出来るのがコモンビーターだと改めて思う。
そして、
「まだまだこんなもんじゃない」
「つぎの踊りはさらによくする!」
と常に向上心を持つところもコモンビーターらしい。
つかの間の休息と昼食をはさみ、本日2回目の演舞に移る。
今度は公園に設置された特別ステージだ。
先の通りとは異なり、30×30m程の正方形のステージで踊る形となっている。
このステージでもコモビよさこいキャストは激しかった。
このステージ、コモビよさこいキャストには狭すぎるのではないか!?と思わせるくらい
キャストは最大限に広がり踊り通しました。
それにしても近い!近いのですよ!とにかくキャストと観客の距離が近いのですよっ!
キャストが目いっぱい広がるので、観客が触れることが出来るのではないかと思いました。
そして近すぎてカメラに全体を収められませんでした。すみません。(汗
そんなハプンも(私の中で)ありつつ、無事コモビキャストの演舞が終了。
オサの掛け声で退場していくとき、私は観客の声をききました。
「このチームいいねぇ」と。心をつかんでる。
そして更なるつかの間の休息を得て本日最後の演舞となりました。
最後は池袋西口駅前のターミナルを踊り歩きます。
時間も15時を回ったあたり。ますます観客が増えて、通りは人・人・人。
こいつは踊り甲斐があるというもの。
コモビキャストは本日一番の踊りを見せました。
本番の一回一回は百の練習に勝るのか。
1回目より2回目。
2回目より3回目。
常に前を向き、歩みを止めることなく進歩する飽くなき向上心。
妥協せず、甘えず、100%の力を出し切る熱苦しい大人たち。
これこそ「大人の背中」ではなかろうか。
大人が変われば社会も子どもも変わる。
そんなことを考えさせられる最後の踊りでした。
秋晴れの中、数十年前東京でオリンピックの開会式が行われた10月10日。
改めて大人について考えた。そんな東京よさこい前夜祭でした。
そして私の一番の感想は
俺もやればよかったぜ、です・・・