【33期中部】公演後のキャストの感想Vol.18「絶対できる! JUST DO IT!」 | NPO法人コモンビート
企業・自治体の方 学校関係者の方 お問い合わせ

【33期中部】公演後のキャストの感想Vol.18「絶対できる! JUST DO IT!」

s_DSC_0364

私は“自分を変える、人生最後のチャンスだ”という強い想いをもって、このミュージカルへの挑戦を決めました。

私は昔から恥ずかしがり屋で、人前で話すことが苦手でした。人とうまくコミュニケーションがとれず、小学校低学年の頃は、言語の特別指導学級に通っていたくらいでした。喋らないから虐められることもたくさんありました。

そんな自分を変えたいと思って、高校時代にに入部した、“チアリーディング部”。
チアリーダーは、大きな声と笑顔が特徴的。

だけど当時の私は、どちらも持っていませんでした。
今でも人前で話すことは苦手で、人前で話そうとすると声も小さくなってしまうけど、
昔は、全く喋れなかった。

今のように、歯を出して笑うこともできなかった。

そんなんだから当然、
演技にも、大会にも出られず、マネージャー的な立ち位置にいました。

だけどチアが好き、チア部のみんなが好き、という気持ちはみんなと変わりませんでした。

“チア部のみんなに、自分の成長した姿を観にきてほしい”
という強い想いで過ごしてきた、この100日間。

残念ながら、
この願いは叶いませんでしたが…、

この100日間を通して、
自分自身、大きな成長を感じることができました。たくさんのものを得ることができました。

初顔合わせの時、
みんなの前で自分の想いをシェアする時間がありました。その時は、みんなの顔を見て話すことができなくて、みんなに背を向けてもらって、何とか話すことができたくらいで。

でも、琵琶湖での最終合宿の時には…、
みんなの顔を見て、みんなの前で話すことができるようになりました。相変わらず、声は小さなままでしたが…。

だけど、人前で話すことができなかった私が、
歯を出して笑うことのできなかった私が、
大きな舞台に立って、歌って踊れるようになるなんて、昔の自分からは想像もできませんでした。

それも応援してくれた、支えてくれた、皆さんがいたからです。

「ありがとう」
感謝の気持ちでいっぱいです。

さらに成長できるように、101日目からも頑張っていきたいと思います。

次の目標は、来年の夏にピースボートに乗って世界一周すること。
憧れの自由の青大陸。New Yorkに行ってきます。

そして、一回り、ふた回り成長して、
再来年。また、ここに帰ってきます。

33期のみんな、ありがとう。
大好きです。

s_23-6Y

33期キャスト

小川眞由(ぺぺろん)