こんにちは
コモンビート九州(こもQ)の魅力を伝える、発信部よりあぴーる隊長の江島史恵(あぴ)です♪
今回は、5/18-19に門司(北九州)で行われた合宿についてレポートしたいと思います!
本番を3週間後に控えたこの合宿はいつもと雰囲気が違います!
まず、いつもは福岡市内で行われる練習が、門司(本州に一番近い九州の端)ということ(福岡から車で約1時間半)。
そして、大道具が入って練習が出来るという貴重な日なのです
コモンビートで使われている大道具はなんと、10年前から変わらず引き継がれているもの!!
なんとも伝統を大事にする団体なのでしょう!!
代々受け継がれてきた大道具が、今まで東名阪の公演を回ってきて、ついには、海を越えて九州の地にたどりついたのです!!
感慨深いことなのです!(涙)
去年の今頃は福岡に大道具が入って練習する日が来るなんて想像できなかったと、プロデューサーは語ります。
大道具の裏には、今までのキャストの名前が書いてあり、本当に今まで多くの人の夢を叶えてきたんだと感じれるものです!
その大道具と一緒に練習できるとは嬉しさ倍増です!!
1日目は、さっそく大道具を使っての立ち位置チェックや、入り捌けを確認しました!
今までの練習と違って、大道具が入るとタイミングが違ったり、距離感がつかめなかったりと、新たに覚えることが増えました!
けれども、実際は大道具が入ってステージに立つので、今不安を解消しておかないといけません。
みんな、集中力を切らさずに、出るシーンはもちろんのこと、出ないシーンも必死にキャストの動きを見て、練習に臨みました。
ストーリーの中に戦争のシーンがあります。
(どういう展開で戦争になるのかは、本番をお楽しみに!)
武器を持って戦うシーンは迫力があります!
しかし、武器を持ちながら走り抜けたり、武器を突き合わせて戦うところもあるので一歩間違えると怪我の元。
立ち位置を確認して、走ったり、戦いの動きのチェックを重点的に行いました
しかし、この戦争シーンで一番難しいのは、怒りや憎しみを込めて演じること。
戦争に行ったことのない私たちは想像でしか、戦争を演じることが出来ません。
表情に込なければいけない難しさ、迫力のある演技とはどういうものなのかを、日々研究しながら練習に臨んでいます。
私は戦争シーンには出ないのですが、外から見ていて、このシーンから戦争の怖さ恐怖さを感じます。
客席にいるお客様にもその怖さや迫力を感じてもらえたら幸いです。
1日目は、集中力を高めての練習でしたが、なかなか思うようにいかず、舞台監督から注意を受けたり、厳しいお言葉をいただいたりしました。
グループトークの気持ちのシェアの時間では、みんなまだまだ練習が必要という声が多く上がりました。
けれど、改善点が分っているということはそこを直せばさらにパワーアップした舞台になるという事!!
私たちにはまだ延びしろがあるんです!
今は、悔しい思いをバネにして前に進んでいくしかないんです!!
そんな1日の終わりに、スタッフからみんなにサプライズを準備しました!
みんなの気持ちを一つにするために円になり、電気が急に消えて・・・・
そこに現れたのは、キャンドルをもったスピリットたち(※スピリットとは鼓動を打つ、ストーリーの中でも重要な役なのです)
そのスピリットたちから、一人一人キャンドルサービスを。
このキャンドルに一つ一つ灯がともっていくのが、見ていてとても感動的でした!
灯って心を落ち着かせる。
そして、スピリットからもらった灯が全員に点いた後、劇中歌より【名もなき我が祖先よ】をみんなで歌い上げました!
『祖先』には
『教えて歴史の中あなたの辿った道
今こそ僕らの進む道照らして
いつの日か僕らの時代も過去になる
新しい扉を開こう
すべてに今感謝して』
と言う歌詞があります。
まさに、この日は新しい1日だった。
10年間受け継がれてきた歴史のある大道具が来て、それを私たちが初上陸の九州の地で使い、次なる世代へと受け継ぐ!!
多くの支えによってこの舞台が作り上げられることに感謝して!!
この歌を歌っているとき、言葉にならないぐらい、感動的でした!(涙)
みんなの心が一つになったあの瞬間は忘れられない時間になりました!
キャンドルに灯されて浮かぶみんなの笑顔がとてもステキでした☆
そして、2日目は衣装付全通しを行いました!
みんなが衣装を着ると、普段よりも気合が入ります!
さて、こもQのステキな衣装がキャナルシティで輝く日まで・・・残り18日となりました!!
楽しみにしてくださっている方、もう少しお待ちくださいね♪
九州初上陸のコモンビートを見るチャンスは、6/8&9しかありません!
まだ、チケット購入していないという方、お求めはお早めに!!
詳細はコチラ↓
http://musical-acb.com/show/ticket/23rd/
私たちの熱い想いやキラキラを受け取ってください!
レポート:黄大陸 江島史恵(あぴ)