こんにちは。
19期キャストの黄大陸 木村猛(たあぼう)、青大陸 杉本篤志(あづき)です。
今回は、明石合宿で行ったお菓子プレゼンについて、紹介したいと思います。
お菓子プレゼンは、合宿の1日目夜に行われました。
プレゼンターの松本佳郁(キャサリン)さんいわく、キーポイントは、1分間で用意してきた好きなお菓子を、
いかに魅力的に相手へ伝えられるか、ということです。
自分の好きなことに対して、自分自身が熱くなれても、それを相手に伝えるとなると、難しい場合があります。
舞台で最高のものを伝えられるように、楽しく表現力を磨けるような時間にしたい、と話されていました。
中でも、特に印象深かった、青大陸の森川陽介(ようちゃん)さんと、
同じく仲治佐知子(さっち)さんにインタビューを行いました。
まずは、青大陸 森川陽介(ようちゃん)さんから。
Q:お菓子プレゼンでは、どんなものを、なぜ選びましたか?また、どんなプレゼンをしましたか?
A:プリングルスです。昔から好きでした。
大学で一人暮らしをしているときに、歌の練習をするには自宅では難しくて、スタジオでしか大声を出せません。
何とかして防音効果のあるものを探してたどりついたのが、食べ終わったプリングルスの容器にタオルを詰め込んだものでした。
(ここで、実演が入りました。お菓子そのものよりその容器を使い、大声を出すしぐさとその防音効果に会場が沸きました。)
Q:19期への意気込みを聞かせてください。
A:同じ大陸内でもなかなかみんなに向かって発言していませんでした。
勇気を出して表現力をつけて踊り、周囲と交流を持ちながらこのミュージカルを大切にしていきたいと思います。
お菓子そのものより副産物をうまく活かすという、斬新なプレゼンをしてくれたようちゃん。
舞台では、防音することなく、しっかりした歌声を聴かせてくれることでしょう。
続いて青大陸権力者、仲治佐知子(さっち)さんです。
Q:お菓子プレゼンでは、どんなものをなぜ選びましたか?また、どんなプレゼンをしましたか?
A:小梅ちゃんです。飴の包み紙に川柳があります。また、キャラクターの設定にストーリーがあって面白いです。
保育士でもある彼女は、ペープサート(人物の絵などを描いた紙に棒をつけたものを動かして演じる紙人形劇)で、
ネタを考えて初恋の味を表現。オチを作ってみんなを笑わせてくれました。
その「オチ」とは・・・
川柳を自分なりにアレンジして、踊りの中でペアがいないことに触れて、
「青テーマ ペアがいないの 私だけ」
みんなが練習でも相手がいることにかけて、気持ちの入り具合を話してくれました。
仕事でも、コモンビートでも、機転を利かせながらこれからも展開していくのだろうなあと、思わせてくれたさっちの表現力には、今後も期待していきたいと思います。
最後に、総合演出の安藤悠一(あんどぅ~)さんより。
お菓子のよさという部分ではなく、自分がいかに好きかを伝えていく。
お菓子そのものだけではなく、周りから伝えていく。
歌やダンスなどで、周りの人へ伝えるときに魅力を直接伝えられ、豊かな表現力をつけるいい訓練になります。
表現力を磨き、19期のコモンビートがいいものになる材料になるでしょう。
私も、違う場所で数分間アイスクリームの魅力についてプレゼンをしました。
話す材料の魅力より、表現する人が真摯に熱をこめて伝えると、心に響いて相手が感動する。
そして、次につながっていくことで人や社会、この先の未来を変えていく力になると思います。
インタビューのお二人、ありがとうございました。積極的なプレゼンがとても爽やかでした。