こんにちは！
18期初キャスト＆情熱の赤大陸の元木貞文(もっくん)です！5月29日の練習の様子をレポートします。
初練習レポートなので…少々緊張しますが、思い切ってレポートしちゃいます♪
昨日から、後半シーン(戦争のシーンから最後まで）の練習が始まりました！
昨日の後半シーンのソロパート発表に引き続き、今日は、キャスト全員の後半シーンの配役(出番)が発表されました！
それぞれ、色んな想いが表情や声に表れていました。
でも、寝不足になりながらも一生懸命配役を考えてくれた、演出部のスタッフを信じて、与えられた役を精一杯演じきることが、自分たちキャストの使命だと思います。
次は歌の練習。
昨日に引き続き、ビートルズの名曲「Love me do」を３パート(ソプラノ、アルト、ベース)に分け、歌いました。ただ分かれて歌うだけでなく、歌いながら「告白する」「フラれる」「OKされて喜ぶ」を表現しました。
告白の形は様々で…中にはフラれ続ける人もいて、盛り上がりました。
ミュージカルで大切な「歌いながら、自分を表現する」という表現力を磨く良い練習となりました。
そして、昨日に引き続き発信部からの新企画「Ｇプラス」についての説明がありました。
「Ｇ」という文字から始まる単語には「good」「great」など…「良いこと」を表す言葉が多い。
…ということで「Ｇ＝良いこと」と考え、良いことを世の中にプラス(増やしていこう）ということで「Ｇプラス」と名付けています。
「Ｇプラス」では、ミュージカルとは別に、キャスト一人一人が「社会に発信したいこと」を考え、発信したいこと別に7名位のグループを作り、グループごとに、5分以内の作品を作り、6月26日に発表します。
発表の仕方は自由で、歌やダンス、演劇など何でもアリ！ということなので、今から、各グループがどんな発表をするのか、とても楽しみです♪
ちなみに、自分のグループは「夢をあきらめない」というようなテーマになりました。
「Ｇプラス」の目的は、「自分の伝えたいことをどうやって伝えるのか？」考えるきっかけにしてほしい…とのことなので、キャストそれぞれ本番の舞台で…そして社会でどのようにして「伝えたいことをつたえていくか」考え、学ぶ機会になればと思いました。
次は衣装部からの時間で、自分で衣装を作製する人へのアドバイスなどがありました。
先日、個人で作製する人は、衣装のイメージ図を衣装部スタッフに提出して、チェックしてくれました。
そして、この日は、衣装部スタッフが、一人一人へのコメントを書いて、イメージ図を返却してくれました。
自分含め…初めて衣装を作る人がたくさん…どのように作りあげていくのか不安もあります。
でも、衣装は、舞台上で、観てくれるお客様たちを魅了するために、大切な要素です。
衣装部、キャスト仲間で力を合わせて、素敵な個性溢れる衣装作っちゃうので、是非とも期待してて下さい♪
午後の時間は、新たなシーン練習『Ｋｅｅｐ Ｔｈｅ Ｂｅａｔ』が始まりました。
このシーンは、物語の終盤にやってくるシーンで…「戦後から今と時代を経て、そして、新たな時代の幕開けを告げる」意味が込められています。
コモンビートのミュージカルの中でも難易度の高いダンスが中心のシーンになっています。
始めて踊る仲間からは、難易度の高さからか…「まじ、やべぇ～ついていけない！」と悲鳴にも似た声が聞こえました。
ちなみに、自分は赤のフラッグ担当です。フラッグは各大陸四色のフラッグ担当が二人ずついます。舞台の後方から色とりどりのフラッグで舞台を盛り上げます♪(シーンの始めの「かけがえのない仲間たち」にも登場します♪）
フラッグを振ったり回転させたり…迫力があるので、ダンスと共にフラッグにも注目して頂けると、とても嬉しいです♪
そして、物語の最後にキャスト全員で歌う「願いをのせて」の歌練習へ。
３パート(ソプラノ、アルト、メゾ)に分かれて歌練習をしました。
そして、この歌を中心で歌う、ソロの青木麻衣子(まいこ)さんの歌のお披露目へ。「みんなの気持ちをのせてほしい」と想いを語ってくれました。
そして、全パート合わせ、一度曲を通しました。
まだまだ未完成ではあると思いますが、みんなの想いが一つになるような雰囲気で、すっと涙を流してしまいました。
これから、もっともっと練習を重ね、キャスト108名の熱い想いをたくさん込めていって、本番では、お客様の皆さまに、感動して頂けるような「願いをのせて」にしていきます！
この日の最後のスケジュールは、チケット部の時間。
いつも、寸劇でチケットに関することをお知らせしてくれ、キャストを楽しませてくれています♪
チケッ
今回は今回は…ウルトラマン！
…ではなく、チケトラマンが登場！
しかも三人の屈強な男に持ち上げられながら…いや、飛んでやってきました。
その後、チケットの声かけ等、どのように実践しているのか…少人数でグループトークを行いました。
その中から、全体の前で、青大陸の富田景子(トミー)さんが素敵なお話をみんなにシェアしてくれました。
「メールで親しい友人50名位にメールしました。メールは一斉送信ではなく、一人一人に送信…なおかつ、相手に関する懐かしいエピソードなどを添えている。自分は舞台に立つことが夢でした。なので、メールの最後には『舞台に立つ夢が叶う…その瞬間を観に来て下さい』と書いています。そうしたら、30名以上の仲間から返事が返ってきました。」
とのこと。
「夢が叶う瞬間を観に来て下さい」って言葉…相手の心に突き刺さるような素敵な言葉で、カッコいいと思いました♪
これからの残りの日々で、108名＋スタッフの本気の熱いをたくさん詰め込んでいくので、是非とも「みんなの夢が叶う瞬間」を観に来て下さい！
帰りのインフォメーションの時間にて…
この日は、15期キャストや、17期の中部スタッフや、次の19期のチーフディレクターの森永健太郎(アポロ)さんなど、中部、関西各地から応援にきて下さいました！
毎回、たくさんの先輩キャストが、忙しい中応援にきてくれ、感謝しております！ありがとうございます！
これからも、是非とも応援に来て色々と教えて頂けると、嬉しいです。
また、応援に来てくれた方々が、練習の時間に笑顔が素敵だったキャストを選ぶ「今日の本スマ（本日のスマイル)さん」…緑大陸の久保田恭代(やっち)さん、黄大陸の小暮洋介(Ｍｒ．)さんなど選ばれる中……
…なんと！初めて自分が選出されました！
選考理由としては「願いをのせて」の歌練習の時に、初めての曲で下を向いている人が多い中、笑顔で歌い、なおかつ周りのキャストに「笑顔をとばしていたこと」みたいです。
一度は選ばれたいと思っていたので、ほんと嬉しかったです。
「本スマさん」二回目を目指して、これからも笑顔満開で頑張って参ります♪
開催できるかどうかさえ分からなかった18期も、そろそろ折り返し地点までくることができました。ここまで無事に続けてこれていることに、まずは感謝。
好きなことを出来る環境に感謝…それと同時に、震災によって、「当たり前だったことが当たり前ではなかった」と、考えさせられ、「今自分に出来ることは何か？」と考える、葛藤の日々でもあった気がします。
今自分たちにできること
家族や社会…周囲の人たちへの感謝を忘れずに、最後まで108人一人も欠けることなく、何があっても、助け合い、精一杯力を合わせて取り組んでいくこと。
それが、未来のため、社会のため，子どもたちのため…
…好きなことをやりたくてもできなかった人たちの為になると信じて！