こんにちは!「Jump in 週末留学 2022 Spring」にスチューデントとして参加した渡邉光(ひか)です。
今回初めての参加となった「Jump in 週末留学」。このプログラムは、さまざまな国の人から話を聞き、各国の文化を体験できるものとなっています。今回このブログでは、新しい価値観と出会うキッカケとなったウガンダ・エジプトクラスを取り上げ、お話しさせて頂きます。
ウガンダでは、親が育てることができなくなった子どもを近所の方が代わりに育てる。そんなことがごく自然に行われているようです。日本ではありえないなと感じました。日本の場合、育てることができない子どもは、どこかの養護施設へ預けられ、そこで育てられることになるでしょう。制度がある日本は、問題が起きたときには、現存する制度を基に解決していきます。ですがウガンダでは、このような出来事に対して近所の人や周りの人がそれぞれに出来る事をしようと手を差し伸べています。ウガンダは、制度等の充実はしていないかもしれない。けれどもその分、周りの人とのつながりを大事にしている温かさがウガンダにはあるように感じました。制度があるから豊かだと一概に決めてしまうのは違うと思うようになりました。
私はこの出来事から自分にとって1番大事にしたい「豊かさ」とは何なのか?を考えるようになりました。今までは制度があることが豊かであることに繋がると思っていましたが、制度が豊かさを壊してしまうこともあるのだと感じました。制度や仕組みだけではなく、私の大事にしたい「豊かさ」とは一体何なのか?今もそれを考えながら毎日過ごしています。
このように「Jump in 週末留学」では、今までの価値観を壊すような経験をすることが出来ます。くずれた価値観は、新たな自分の価値観と出会わせてくれることでしょう。「Jump in 週末留学」は1つのキッカケでしかないと考えています。ここから、自分の興味や新しく気付いた価値観をどのように伸ばしていくのか?それは自分次第です。私は、この春出会ったさまざまな考え方をバネに、プログラムが終わった後も歩んでいきたいと思います。
プログラムで使う冊子をもって参加者みんなで記念撮影