Vol.141「涙が出るほどいい話?」 | NPO法人コモンビート
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Vol.141「涙が出るほどいい話?」

「涙が出るほどいい話」という本がある。
大体この類の本には手を出さない。
性格がひねくれているのか、最初から「涙が出る」と言われると引いてしまう。
しかし、先日そんな本をちらっと読む機会があった。
そしたら不覚にも涙が出るほど感動してしまった!!!
いやだね~まったく(笑)
では以下にその文を紹介します↓↓
「手づくりのお弁当」
数日後に遠足をひかえたある日、小学5年の次女が、
「A子ちゃんね、遠足が嫌いなんだって、お母さんがいないから、お弁当は自分でつくるんだって・・・」
といいます。
「よし! お母さんがお弁当を二人分つくってあげよう!」
「ワーイ!!」
と娘は大喜び。私はちょっとした親切のつもりでした。ところが、しばらくするとこう言うのです。
「私ね、よーく考えたんだけど、よそのお母さんにお弁当つくってもらっても嬉しくないと思うんだ。だから、私も自分でお弁当をつくっていって、二人で食べるよ」
ハッとしました。本当の優しさとは何かを娘に教えられた気がしました。
遠足の朝、彼女は早起きしてお弁当をつくっていました。