こんにちは！17期青大陸の水谷みゆき(えむえむ)です。
12月18日(土)、千種スポーツセンターで行われた練習の模様をお伝えします！
初顔合わせから、今日でちょうど50日目！！
早いもので稲妻シャカリキーズも100日間の折り返し地点をむかえました。
ここまであっという間に時間が経ちました。
後半戦、一日一日を大切にしないといけないということを胸に留めて
朝のインフォメーションをむかえました。
朝、各大陸で出欠確認をし、そのあとにインフォの時間。
最近、インフォメーションの時間にチーフディレクターである中島弘貴（おいおい）さんによる
パフォーマンスが恒例となっていますが、
今日は井上恭子（きょんちゃん）さんと2人で人形劇を披露してくれました。
そして、今日も韓朱仙(チュソン）さんをはじめ、全国からサポーターがかけつけてくれました。
毎回の練習ごとに、全国からサポーターがシャカリキーズのために名古屋へ駆けつけてくれるたびに
みんなの期待に応えたい！という思いから、気持ちが引き締まります。
そのあとは、いよいよ明日に迫ったGプラスの練習です。
各グループ、セリフ回しや立ち位置、流れの確認など最終調整をしました。
私のグループでも、5分以内に収まるかどうかを試し、机やセリフの最終確認を行いました。
いよいよ明日が本番です！
各グループ、どんな作品が披露されるのか楽しみであり、
「初めて自分たちの手で作った作品が人に評価されるんだ」という不安が入り混じっていた時間でした。
そして、今日は｢Rebirth～未来へ繋ぐ鼓動～｣を練習しました。
このシーンはとても幻想的です。
すべてを失った人々が、新たな一歩を踏み出すための希望を見出し、
前へ前へと歩いていく様を描くシーンです。
本来は、このシーンに出演するキャストのみで練習するのですが、
今日はどのようなシーンなのかを把握するために主に歌を全員で練習しました。
そのあとは、全員で「Rebirth」についてグループトークしました。
失恋、震災、身内の不幸など、様々なテーマで話が進められました。
私が印象的だったのは、中村一男（カズオ）さんの阪神淡路大震災の話。
彼は当時、震源地に近いところに住んでいたそうです。
震災当時はまさに「北風」のシーンそのままだったそうです。
電気、ガス、水道はすべて断たれてしまった。
しかし、そんな時こそ人々が力を合わせて生き抜いた。そして全国から多くの応援の声や義援金が届けられた。
まさに｢Rebirth～未来へ繋ぐ鼓動～｣のシーンどおり、
人々は希望を持って前に歩き出し、神戸の街は見事に復興を遂げたそうです。
この話を聞いたあとに「Rebirth～未来へ繋ぐ鼓動～」は
どん底になっている人が前へ歩き出すヒントを与えてくれるのではないかと感慨深いものを覚えました。
そのあとは、ミュージカルの中でも人気の高いダンスナンバー「KEEP THE BEAT」の練習を行いました。
このシーンは、メインダンサー、バックダンサー、フラッグのパートに分かれます。
今日はそれぞれのパートに分かれて振り写しを行いました。
｢KEEP THE BEAT｣のダンスには4つの大陸すべての動きが盛り込まれています。
まさに一石四鳥！！ほかの大陸のダンスが踊れるのは｢KEEP THE BEAT｣の特典でもあります。
しかし、その分とても複雑です。みんな覚えるのに必死でした。
最後にバックダンサーとフラッグ隊でフォーメーションを組んで踊りました。
そして、この日は｢KEEP THE BEAT｣で歌を披露する草野由香里(SARA)さんと赤澤沙織(さお)さん、
ラップを披露する白井雅博(ぽち)さんがデビュー。
みんな真剣な表情で必死に食らい付いていました。
ソロの3人がとても個性的な分、私たちはダンスで自分たちのカラーを出さないといけないですね！！
そのあとは、戦後のシーン練習。
このシーンは戦争で何もかも失った権力者たちが叫ぶシーンです。
まずは権力者たちが叫ぶセリフをみんなが理解するために、セリフ一つ一つの解説を演出部から聞きました。
このシーンでは、自分を正当化しようとする権力者、被害妄想をする権力者、
後悔の念に駆られている権力者がいることをつかみました。
そして、シーンに出演する権力者たちのセリフ回しをみんなで見てどんなシーンなのかをより具体的に把握しました。
そして、シーンに出演するキャストとそのほかのキャスト全員で
どのようなふるまいをすれば、より悲しみを表現できるのかを試行錯誤し、最後に通しました。
私たちは戦争を経験したことがありません。
すべてを失った者の悲しみや嘆きを表現するのはたやすいことではないです。
だからこそキャストみんなで戦争とは何か、争いとは何か、争いが起こってしまうとどうなるのか、
争いを防ぐにはどうしたらいいのかを考えていきたいですね。
練習の最後は大陸時間と名打って、各大陸が思い思いに過ごしました。
私たち青大陸では、かけがえのない仲間たちに出演するキャストで
本番どのような動きをするのかを話し合いました。
みんなで意見を出し合った結果、当初に比べるとキャスト側も楽しく、見ている側も楽しめるものに仕上がりました！
ほかの大陸もみんな充実した時間になったのではないかと思います。
さぁ、いよいよ後半戦が始まりました！！
寒さや風邪などに負けず、シャカリキに年末を迎えましょう！！