昨日、グローバルワークショップ第二弾の「貿易ゲーム」を行いました。
貿易ゲームとは…
参加者を複数のグループ(国家)に分け、
それぞれの国で製品をつくりマーケットに売って
できるだけ多くの富を築くことを競う、貿易のシュミレーション・ゲームです。
ポイントは、
それぞれの国で、持っている資源も技術も情報も違うこと。
ハサミに分度器にコンパスまで揃っている富んでる国があれば
折れた鉛筆一本しか渡されないような貧しい国もあります。
現実世界同様
そんな限られた条件の中で利益を生むには…。
気づけば会場のあちこちで、
技術や労働力の貸し出しに売買の仲介など
様々な交渉がなされ、
国を越えた、生産から売買までのラインが自然とできあがっていました。
その一方では、
自国だけで黙々と生産しているチームも。
戦略は自由。
ですが、とにもかくにもみんな必死です。笑
ゲームを終えると、
どの国がどれだけ儲けたかの発表、その仕組みや戦略はなんだったのか、
そして、それぞれの感想をシェアします。
これがまたとても面白い!
〇もっとも有利な条件だった国より
貧しい国を助けたいという気持ちと利益を追求する姿勢。
どんなに小さな組織にいても、「競争」が入ってるとこのジレンマを抱えるのかもしれないと思った。
〇もっとも不利な条件だった国より
ゲーム(実世界で言えば、ビジネスや交渉など)は、ルールに従って土俵の上で行われるが、
土俵にすら乗れない場合、ルールに従う気が起きないばかりか、ゲームに参加する気を失うのだとわかった。
などなど、
それぞれの立場を疑似体験し理解することで、様々な気づきがありました。
では、この状況に対して私たちはなにができるんだろう?という問いを投げかけ、
今回のワークショップは終了しました。
というわけで、
大好評だったグローバルワークショップ第二弾。
参加者のみなさん、様々な学びをありがとうございました。
第三弾のテーマは、「エネルギー」
みなさんのご参加をお待ちしてますー^^