「常に楽しい事をしていたい」中村 絵梨奈 | NPO法人コモンビート
企業・自治体の方 学校関係者の方 お問い合わせ

「常に楽しい事をしていたい」中村 絵梨奈

「常に楽しい事をしていたい」中村 絵梨奈

自分の好きなものに囲まれていたい

「代官山は、私が大好きな街。雰囲気がたまらなく好き」
8月22日付けで東京から大阪に転勤となる中村絵梨奈さんは、夜の代官山をゆっくり歩きながら、少しなごり惜しそうに話す。


彼女が、現在の化粧品会社に事務員として入社したのは3年前。
「今まで経験した事のない分野で仕事をしてみたいと思っていた時、たまたまこの会社の化粧品を使ってみたらすごく良かった。『すべての女性を幸せにする』っていう、この会社の理念にとても共感して…。働くならここしかないって思った」
「人生の8割は仕事が占めるから、どうせやるなら自分が楽しいと思える方がいい!常に楽しい事をしていたい。たとえ仕事でも好きなものに囲まれていたい。私は、うちの会社の化粧品がいちばん好き。一度好きになったらとことん好きになってしまう」
自分の会社の商品をこよなく愛する彼女らしく、『自社商品購入金額第一位』というユニークな記録をもっている。
その事が社長の目に触れ、「そんなにうちの商品が好きなら、販売をやってみないか?」と今回、大阪営業所の事業拡大に伴い、事務兼販売員として転勤を命じられる。
「販売をやってみたいと思ってたので、私にとって大きなチャンスであり挑戦。コモンビートの関西企画に参加するために毎週末のように大阪に通っていた事を社長も知っていたので、それも私が選ばれた理由の一つだった」
彼女の『好き』という想いが意外な形で実を結んだ。
「常に楽しい事をしていたい」中村 絵梨奈

私は、販売のプロらしくなれない

しかし『好き』や『楽しい』を続ける事は、決して楽ではない。
「販売の研修をした時、先輩はどんどん売っているのに、私は一個も売れずにとても悔しかった。売らなきゃという気持ちが強すぎて、自分の言葉で商品の良さを伝える事ができなかった。そして商品に対する知識が足りないから自信をもってすすめられなかった」
自信をもって自分らしい接客できるように、彼女は今、自社商品や販売について幅広く勉強しているという。「今とても充実している」と彼女は話す。
悔しい気持ちさえも、楽しみに変えてしまうチカラを彼女は持っている。
「友達に自分の好きなものをすすめるように、販売したい。そうすれば絶対伝わると思う。私は販売のプロらしくなれない」
彼女の明るく大きな笑顔から、『この会社の化粧品が好き』という初心を忘れず決して慣れず、心で伝えられる販売員になりたいという想いが溢れ出ているのを感じた。
売り上げを伸ばす事だけが『プロ』と言うのであれば、彼女はプロらしくないのかも知れない。
「関西にも、コモンビートの仲間もたくさんいるので心強い。関西人の雰囲気やノリも大好きで、自分が自然体でいられる。これからの生活が本当に楽しみ」
いよいよ、彼女の新生活がスタートする。
新天地で彼女は、どんな『好き』や『楽しい』を増やしていくのだろうか…。

 中村 絵梨奈さん

中村 絵梨奈(なかむら えりな)

20歳で就職した後、幅広い分野で経験を積み、現在は化粧品会社勤務。
ミュージカル『A COMMON
BEAT』の5期公演チケットを、父が会社でキャストから買ったのがきっかけで、公演を鑑賞。キャストのあまりにも楽しそうな雰囲気に心打たれ、6期にキャストとして初参加。8、10期とキャスト兼スタッフとして参加。
2008年からは、コモンビート東京地域スタッフとして活躍。
今後は関西地域スタッフとして活動予定。
趣味は情報集め