【なお】舞台の裏側 | NPO法人コモンビート
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【なお】舞台の裏側

nao_0508_050801.jpgこんにちは、原田尚弘(なお)です。
スイスのヴァインフェルデンから、メキシコのケレタロという町に来ています。
メキシコでは生水が飲めません。
そしてトイレに紙を流すこともできません。
(個室に設置されている屑篭に使った紙を捨てる)
トイレの習慣はなかなか慣れず、ついついうっかりしてしまいそうです。
ここでは、ヨーロッパの気候から一転、一気に常夏の気温です。
ただ、朝晩の冷え込みも結構大きく、一日の間でも気温差が激しいです。
昼間の気温はとても高いものの、湿気がないため過ごしやすいです。
見晴らしの良いところが多く、美しい街です。
ただ、その裏側で貧富の差を多く目にします。
今日はショーの裏側をお伝えしたいと思います。


UWPでは、訪れた先でショーを行います。
最初の1ヶ月間でショーナンバーの歌や踊りの練習を行い、その後は週1回以上のペースで訪れた先でショーを行います。
先ずショーの日は、舞台の設営から始まります。
およそ半日かけて機材を設置します。
大きな機材も多く、力仕事も多いです。
また、安全面の確認も重要で、繊細な作業でもあります。
その舞台設営の裏側で、メインシンガーやフロントダンサーの練習等も行われています。
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舞台の設営が終わるとランチタイムを挟んでリハーサルが始まります。
毎週の様にステージが変わるので、リハーサルは重要です。
場所に合わせて我々キャストの動きも多少変わってきます。
また、訪れた国では、その国の曲がショーナンバーに追加されるため、これもまたリハーサルが重要になってきます。
写真はバンドのリハーサルの様子です。
UWPではバンドの生演奏によるショーを行っており、何とも贅沢です。
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リハーサルの後はキャストの動きも慌しくなってきます。
ショーリスト(ショーの配役)が確定し、それに合わせて各自で必要な衣装類を舞台袖に準備します。
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そして掲示板のチェックも忘れてはいけません。
掲示板には旅に必要な情報が掲示されている他、CI(Community Impact)やバスのサインナップリストも掲載されており、各自でサインナップを行います。
CIのリストとは、ボランティア活動として行う活動内容のリストで、大体は複数の項目から1つを選択することになります。
バスリストは、次の場所へ移動する際に乗るバスや座席を指定するためのものです。
何故ショーの日にこんなことをしているかと言うと、ショー以外の日はCIで皆別の場所にいたりするからです。
そして、ショーの日の後はホストファミリーデイ(休日)を挟んで次の場所へ移動となることが多いからです。
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各自メイクアップや衣装の準備も済ませて、ショーの準備を整えると、グリーンルームと呼ばれる気合入れの時間があります。
グリーンルームのあり方は毎回異なっており、リードするスタッフやキャストメンバーによっても変わってきます。
皆この時間で気合を充填してショーに挑みます。
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ショーについては説明が難しいです。
観に来てください、というのが一番良いでしょうか。
回を重ねるごとに成長していく迫力満点のショーです。
ショーの後は次期以降の参加希望者への説明会やインタビュー、グッズ販売が行われます。
どこも毎回盛況です。
それと平行してストライキと呼ばれる舞台装置の解体が行われています。
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全てが終わった後は、大体いつも深夜12時。
朝は8時から始まっており、とても長い1日です。
迎えに来てくれたホストファミリーからショーの感想を聞きつつ帰路に着きます。