こんにちは、ノーザンブルク(緑)の冨田啓子(ひろろん)がレポートさせていただきます。
2月11日(金曜日)は早朝から降る雪に大阪が珍しく雪化粧をした日になりました。
この日は、本番舞台となる市民交流センターすみよし南で練習できる最後の日です。
今日の歌の練習には、多忙なスケジュールの中時間を作っていただき今泉先生に来て頂きました。
会場の隅から隅まで歌声・セリフを響かせるために、舞台での立ち位置・声を出す方向・
息の仕方・身体を使いながら歌うこと・口の動き・歌詞の出だし・イメージしっかり持つ事などを何度も丁寧に教えてもらいました。
先生のアドバイスで、みるみる歌声が変わっていくのを実感し、内容の濃い練習で時間がとても早く過ぎました。
「毎日、歌うこと」の大切さをしみじみを感じ、この貴重な歌レッスンの成果を
本番舞台で発揮できると確信しています。
昼からは一緒に関西を盛り上げていく、京都さくらよさこいのメンバーに向けての公開練習です。
伝える相手がいるということは、チャンスです。
まずは、シーンの最終確認。
すでにある程度は出来上がっているものの、より深く、よりよい演出のために、
改良の余地がある箇所、タイミングやイメージが固まらないシーンを、ピックアップし、
キャスト、スタッフみんなで意見を出し合い何回もやり直し、決めていきました。
この自分たちでシーンをつくるという行動もナカトピアの面白さの一つでもあります。
次に、京都さくらよさこいのメンバーとアクティビティーをしました。
作品の中に出てくる「当たり前の幸せ」という曲から、数人でチームを作り、自分が思う「当たり前の幸せ」について発表し合い、「当たり前の幸せ」を一緒に歌いました。
その後、衣装付き完全通しを行いました。照明も入り、本番そのものです。
今までのシーン練習、歌、ダンスの成果を最大限に出して、よさこいメンバーに観てもらいした。
振り返りでは、粗削りなところもあり、まだまだ改善しないといけないところもあるけれど、本番が楽しみだという意見をもらいました。
さくらよさこいのメンバー、応援サポートに来てくれた方々の貴重な意見を心に染み込ませ、17時半から20時半まで各民族で自主練習、シーン練習に没頭しました。
今日は練習後、チャンボボ族(赤)は食事会、ノーザンブルグ(緑)は泊りの合宿です。
残り少ない練習に、キャスト一人一人が受け身にならずに自信を持ち、本番まで後悔のない時間を過ごしていくはずです。
ここからこのナカトピアのメンバーの底力が発揮されてくるのです。