こんにちは~!
もざいくキャストの坂井邦先(くに)です。
10月31日(日)行われた練習についてレポートします!
9月初めからスタートしたもざいくプロジェクトもついに今日で最終練。
本番までたった一週間。
「ずくう」出して頑張るか~、と練習開始時間よりもだいぶ前に練習場所である荻窪の天沼会議所に到着。
1人台本を読み直したり、諸々準備をしていました。
そして、ふと窓の外を見ると、見覚えのある顔が、車から顔を出しながら通り過ぎていきます。
その瞬間、思わず外に駆け出していました。(笑)
なんとなんと、その人は阿智村スタッフの原和信さんでした。
阿智村からわざわざ練習を見に、奥さんの京子さんと一緒に来てくれたのです!!
「来ちゃいました~。」なんて、原さんお茶目過ぎます。(笑)
続々とキャストが練習場所に来る度に歓喜と仰天の叫び声が。
いや~、でも本当に嬉しかったなぁ。
おしゃべりをしながら昼食をみんなで食べ、(原さんからリンゴの差し入れを戴きました♪)いよいよ練習開始!
前日に続いて、まずはそれぞれの現在の心境について話し合いをしました。
もざいくプロジェクトが始まって以来の心境の変化をそれぞれが思うままに話していきます。
「もっと踊りたかった、歌いたかった。」
「こうやって0から作り出すのは得意分野ではない。
でもそれを言い訳にするのは格好悪いから、全力を出せるように頑張る!!」
もざいくプロジェクトは、期間も2ヶ月とミュージカルに比べて短い上に、台本も自分達で作らなければいけない。
とにかく時間がなくて、疑心暗鬼の中、手探りで歩いてきました。
だから、こうやって膝を突き合わせるという事がなかなかありませんでした。
でも、やっぱり話し合うって重要、向き合うってすごく大事だなと思いました。
それぞれの気持ち、想いがバラバラでも、お互いの気持ちを知る事で、自然と目標の位置というか、目指す方向が定まってくる。
気持ちが一つになってくる。
予定をちょっとオーバーしてお互いの想いをシェアした所でシーン練習開始!
の前に、発声練習!
今回のプロジェクトは「群読」が中心という事で、言葉を相手に届ける事が一番大事。
発声練習を十分にした後で台詞を読むと、声の響き、通り、説得力が全然違います。
大きな声を出してテンションも上がったところで、「文化」のシーンの細かい手直しと、前日に大幅に変更された「絆」のシーンの部分練習。
長紘子(オサ)さんの演出指導の下、キャストも意見を出しながら、少しでもより良い作品にしよう細部まで詰めていきます。
エネルギーの注ぎ方、発し方はミュージカルとは異なるけど、みんなで作り上げるという点は同じ。
作品にどれだけ誠実に関わったかで、充実感、満足感、そして何より観て下さる人達への伝わり方が違う。
どんな事でもそうですが、「最後までベストを尽くす」、これが一番大事ですね!
シーンの部分練習を終え、一旦、休憩。
と、この時に原和信さん、京子さんが帰られることに…
時間は15時半くらいだったと思うのですが、考えてみれば、僕たちも阿智村から東京に帰るときはいつもこのくらいの時間だったなぁ。
せっかく東京に来て下さったのだから、とみんなで記念撮影し、名残惜しくて堪らなかったのですが、原さんご夫婦をお見送りしました。
さて、休憩も終わり、いよいよ全通し!
各自、持って来た衣装や小道具を身につけ、全体の流れを再確認していきます。
小道具や着替えの置いておく場所などもきちんと決めて、本番と同じ様に動けるようにしないとね!
集中していたせいか、あれよあれよという間に全通し終了!
最後の台詞が終わった瞬間、キャスト同士でガッツポーズや肩を抱き合う姿が!
その後、全通しの振り返りをし、反省点をみんなで挙げていきます。
ここで、時間はすでに当初の練習時間をちょっとオーバー。
が、しかし!!
施設はまだ遅くまでとっていたので、
もっかい全通しやっちゃう!?と聞くと、全員テンション高く、「お~!!」
悔いは残したくない!やれる事は最後までやり切ろう!!
そんな心の声がみんなから聞こえてきたような気がします。
1回目の全通しの反省点を踏まえつつ、いざ2回目の全通し開始!
1回目よりも群読の声も揃い、各シーンのつなぎもスムーズに進んでいきました。
そして、最後の「こころの道」の合唱!
ギターを弾きながら、みんなの顔を観ていたのですが、
みんなの表情が素敵過ぎる!!
この表情以上のものが本番は出ちゃうんだろうな~。
そう思ったら、本番が待ち遠しくなっちゃいました。
本番は東京、関西、中部から応援に駆けつけてくれるようですし、
みんなから、そして阿智村の方々からもパワーをもらって、最高の舞台を見せられるように頑張ろうと思います!!
みんな、オラに「ずくう」を分けてくれ!!