似ているところ、異なるところを知り世界を自分事に! Jump in 週末留学 2022 Spring レポート | NPO法人コモンビート
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似ているところ、異なるところを知り世界を自分事に! Jump in 週末留学 2022 Spring レポート

みなさん、こんにちは!

「Jump in 週末留学 2022 Spring」にスチューデントとして参加しました、ドラえもんとハリーポッターをこよなく愛する宇佐美誠(うさぎ)です。

自宅にいながら、世界各国の人とオンラインでつながることのできるJump in週末留学。違う文化に触れることで、世界を身近に感じられるほか、多様な価値観を知り、自分自身を見つめ直すきっかけを与えてくれるなど、たくさんの魅力が詰まったプログラムです。

私にとって初参加となった今回の「Jump in 週末留学」ですが、特に印象に残っているのがスウェーデンクラスでした。ここでは、そのクラスで感じたことを少しでもお伝えできればと思います。

「心が豊かになるスウェーデン式ライフスタイル!」をテーマにしたこのクラスでは、スウェーデンの方が大切にしている概念である「LAGOM (ラーゴム)」と「Fika(フィーカ)」を紹介していただきました。ちなみに、「LAGOM (ラーゴム)」とは、多すぎず、少なすぎず、ちょうどよい状態のことで、「Fika(フィーカ)」とは、お菓子を持ち寄る休憩時間であり、仕事中でも欠かさないほどスウェーデンの方は親睦を深める時間として大切にしているとのことでした。私にとっては、どちらも初めて出会う価値観や習慣で、とても新鮮に感じていました。

しかし、クラス終了後、「LAGOM (ラーゴム)」について色々と調べたり、自分なりに考えたりする中で、日本に昔からある「いい塩梅」になんだか似ているなと思いました。どちらも、程よい状態を意味しており、日本の文化との共通点になり得るのかもしれないと思ったのです。自身の中で北欧というイメージくらいしかなかったスウェーデンが、少し身近に感じた瞬間でもありました。一方で、日本においては、勤務時間中に「Fika(フィーカ)」を行うようなことは少ないのかなという印象があり、こちらは異文化なんだなと思いました。

このように、異なる文化を知ることで、自身の育ってきた文化との似ている点や異なる点が鮮明に浮かび上がってくることに気づきました。そして、違う国の文化が身近に感じられることを嬉しく思う自分もいました。

今回の「Jump in 週末留学」では、国や地域が違うからこそ違いや共通点があり、それに気づくことで世界がより自分事に近づくことを学びました。だからこそ、今の世界情勢を自分なりに捉え、何をすべきなのか、何ができるのかを自問し、世界の一員として自分なりの行動に移していきたいと強く感じます。

Jump in 週末留学 2022 Springの冊子を持って集合写真!