就活や新卒の若者たちは、20代で稼ぐお金の使い道を「老後のために」と考える人がかなりいるらしい。
いやいや、さすがに20代から老後のお金のことは考えなくて良いのではないだろうか。
新卒の少ない初任給をいくら老後に回しても、それで幸せになれるとは思えない。
それよりも、そのお金で20代にやっておくべきことに使った方が、もっと大きなリターンがあるんじゃないだろうか。
人と会ったり、
旅をしたり、
本を買ったり、
ワーキングホリデーに行ったり・・・
楽しい(だけの)ことに消費するくらいだったら考えものだけど、
何か夢や未来のために自己投資できるものが思いついたら、それにお金を使った方がいい。
歳を重ねる中でもっと大きな、そう、お金もそうだが、お金以上のリターンがたくさん返ってくる。
少なくとも僕は、20代の時は未来の生活のためにお金を貯めたこともないし、必要だと思うことにお金を使って(投資)していたように思う。
本を買い
コンピューターを買い
シンセサイザーを買い
海外に行った
もちろん私の現在は裕福とは言い難いが、それでも経験や人の繋がりなど、お金以外に大きな資産が、これからの自分を勇気づけてくれる。
20代から老後の心配が出てくるような保守的なマインドになってしまうのは、
年金問題や、老後への脅迫商売が引き起こしていることが原因ではないだろうか。
そして、もっとお金の勉強をする機会の必要があるように思う。
使うお金の種類を学ばないと、お金への苦手意識が生まれ、
間違ったリスク回避に翻弄されて、
みんなの毎日がハッピーにならない。
それにしても、20代で老後の心配はやめようよ。
20代が心配したら、もっと歳が上の人はどう心配したらいいんだろうか?(笑)
老後なんてどうにかなる。
少なくとも20代はそれでいいんじゃないかと、私は思う。
(自分は30代もそうだったし、40歳になっても変わらないが・・・)