昨日(2011/12/13)は、早稲田大学にて講演をさせていただきました。
早稲田大学の理工学部に行くのは初めてのこと。
場所は、東京メトロ副都心線の西早稲田駅から直結。
早稲田に行くのは高田馬場から歩くしかなかったので、なんとも便利になったものです。
今回のお話は、私が昔からいろいろとお世話になっているライフバランスマネジメント研究所 代表の渡部卓さんからいただいたお話。
(渡部卓さんはビジネスの世界でも著名で、心理学においてはメンタルタフネスという考えを提唱した第一人者の方です。)
コモンビートにも早稲田出身(&在席)という人が何人もいるので、そのような大学で話ができることも光栄なことだなぁと、感じながらの講演でした。
今日の学生のみなさんは理工学部。
講義の枠は「日本企業とワークライフバランス」
この科目を選んだみなさんは、とても前向きで目がとても輝いていました。
講義中もとても真剣に、そして笑い、楽しそうに聞いていただけたように思います。
今回の講義は理系のみなさんということだったので、論理的な考えも多く入れました。
・なぜバイトの給料は安いのか。年収1000万円の時給はいくらなのか。
・3万円の靴は、1歩あたりいくらなのか。
・社会に出て40年間で何年間分働くのか。
など。
物事を細かく分けて考えると本質や価値が見えてくると思います。
そんな講演の仕事は、帰りの電車で感想文を読むのが楽しみの1つ。
今日もたくさんの学生のみなさんの心にスイッチが入ったようで、とても嬉しくなりました!!
自分の棚卸しをしたり、これからを考える機会として有意義な時間を過ごされた感想がとても多くありました。
以下、いただいた感想です。まずは10件ほど。
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今回のお話は、これからの生活にとても影響すると思います。
聞いたことがあるようで、聞いたことのない話。遠い将来の話のようで身近な話。そのような貴重なお話を聞けて嬉しく思います。自分の現在までを振り返りながらお話を聞くと、自分を見つめ直すことができました。
今まで、社会に対して、詳しいことを知らずに、考えもせずに、怖いところだと思い、大人になることが不安でしたが、今回の機会で、自分の将来が楽しみになってきました。
このお話を、今、この時に聞けたことに感謝します。
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中島さんの話を聞いて,人間には時間が限られているので時間を無駄にはできないと思った。あとはやりたいことには挑戦することも大切だと思った。
この講義を通じて思った事は、社会に出るためには自分の考えをしっかりと持ち、いろいろな人に会っていろんなことに挑戦することが大切だと思った。
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「たとえ時給800円でも2000円分の働きをすれば1500円くらいまでには上がったりする」という言葉が私にとって一番胸に響きました。
「お金が欲しいから」ではなく、自分と競ってみたいと思いました。もっともっと外に出て、色々な経験をしてみたいと思いました。その中で、「好き」な仕事をしてみたいなと思いました。
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先生の人生が破天荒すぎて信じられませんでした。多くの人と会ってみる、というより会うために行動してみたいと思います。
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10個の質問の中で、最も共感を持てたものは「仕事を何のためにするか」です。
周りの人は、お金がないからと言っている人もいます。けれど、僕は特別なお金が必要なわけではないけれど、バイトはとても楽しいのでやっています。バイト先の人と関わったり少しでも頼りにされるのが嬉しいので、自分のために続けています。
また、印象に残ったのは一番目の質問で、もっと自分と違う人と関わって、刺激を受けていきたいと思いました。
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今回の講義を通じて、普段の授業では得られないが、生きていくにあたり必要・大切なことを聞けて良かった。また、生活の中でも自分を振り返る機会や、将来社会で自分は何をしたいのかを考える機会もほとんどないので、考える機会になってためになった。
今、まさに、自分のやりたいことはやはり違うように感じている部分があって、そのやりたいことに向けての決断がさらに強まったような気がする。
生き方は人それぞれであり、幸せと感じる価値観も全く人と異なるため、自分が考えることにおいて他人の目は気にしないほうが良いのではないかと考えた。
この講義に出たこともまさに、未来が変わるキッカケだと思った。
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今日、この講義を受けて、今まで漠然と不安に思っていたこと(生き方や就職など)がだいぶ晴れました。ありがとうございます。自分を見つめ直すことができたように思います。
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今回の講義で今までの自分の考えと大きく異なることもあり、また、考えが変わった部分もある。今までは何でも白黒つけようとしていたが、そういう考えではなく、もっといろいろな考えを持つべきだと感じた。
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とりあえず、春に必ず海外へ旅に出たいと思います。英語が話せるようになりたいので、まず、旅で失敗して、それから学習意欲に繋げても良いな、と思いました。
旅の前に、人と話せるように英語力を上げるという順序は、当然のような気がしますが、それで結局学習もせず、どこにも行かないよりは、先に旅に出ることの方が、良い選択だと思えました。
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中島先生の話は、机に向かって教科書やノートと向かうことだけが勉強ではないということを私に納得させてくれました。
しかし今のところ私は日々の勉強についていくのが精一杯で、なかなか他のことに時間を割くことができない。それでも何とかなっているので、その生活で満足してしまう自分もいて、今の生活そのものを変えようという意欲がなかった。
けれども、中島先生の話を聞いているうちに、刺激のない日々の生活は、やはり「つまらない」ということを感じた。
常日頃から人に触れ合うことで、小さな変化や発見を見逃さないようにして、少しでも刺激を受けようと努力しようと思った。
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みんな、ひとりひとりが次の行動へ一歩踏み出しています!
また追って感想を掲載したいと思います。