コモンビートが非直接的な活動である理由 | NPO法人コモンビート
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コモンビートが非直接的な活動である理由

コモンビートの経営をしていると、当事者ながらいつもいつも驚かされる。
それは、コモンビートは変幻自在な活動をしているということ。
ある意味で無謀なことであっても、常にチャレンジをして前に進んでいる。
震災があっても折れることはないし、むしろそれをエネルギーに変えていく。
使命感のようなものがみんなの心の中にある・・・社会を良くしたい!というその想いを。
 
先日も理事会で8週間連続で被災地を支援するプロジェクトを発足させた。
熱い気持ちをどうやって社会に還元していくか?
熱い大人たちの具体的な行動の場をどうやったら提供できるか?
僕らは直接的に災害支援をする団体ではない。
世の中の問題や課題を解決することを得意とする専門家の方々はたくさんいる。
僕らができるのは、課題や問題に関心を持つ人が1人でも多く増え、できるだけ行動を伴って活動していく人が1人でも多く増やしていきたいと思う。
そのためには、センサーともいうべく感受性でいろいろな情報感度を高めていくこと、そして情熱をもって取り組んでいくことが大切なのだと思う。
 
もちろんこれまでも多くの人によって現代社会は作られてきた。
熱い人たちはたくさんいた。
でも、問題を解決したら新しい問題が生まれた。
いろいろな問題が複雑化する中で、もっと地球レベルでの関連性・・・想像力や感受性が必要な時代だと思う。
世の中にはあらゆる課題があり、すべての人が関心を持って取り組むことが求められているように思う。
そうした時代に、ひとりでも多くの大人の感受性が豊かになり、情熱をもって行動できる人を増やしていく活動をしていくことが、僕らコモンビートの役割だと感じている。
その方が、多くの人によって、多くの問題を、いち早く解決することができるんじゃないか、と。
だから、直接的な解決より非直接的な活動(人の感受性と情熱を高める活動)を選んでいる。
 
未来に希望の持てる社会を実現を目指して。