学生インターンシッププログラム Vol.4 社会人から話を聞こう!JOB BEAT | NPO法人コモンビート
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学生インターンシッププログラム Vol.4 社会人から話を聞こう!JOB BEAT

国際交流事業部インターンの、松元優弥(Matt)です。この春からコモンビートのインターンとして様々な活動に参加してきましたが、その中でも重要なイベントの一つである「JOB BEAT」が6月20日に開催されました。「JOB BEAT」では、全く違う職種の方々をゲストスピーカーとして招きます。狙いは、学生たちが普段は聞くことのできないリアルな仕事内容や職業観などを話してもらい、私たちの将来への視野を広げることです。

はじめに、3名のゲストスピーカーに、それぞれのストーリーを共有していただきました。就職活動時に興味のある分野の企業しか受けず、その後テレビに影響されすぐに転職した方や、就活に力を入れておらずたくさん落ち、受かってもリストラにあった方など、本当に一人一人が個性的なキャリアを歩んでいました。聞いていても勉強になりましたし、なによりゲストの方々の転職やリストラ後の人生の変わり方を聞くだけでも楽しかったです。特にリストラの話なんて、他では聞くことがあまりないでしょう。しかも2回も…

次に、仕事の中で経験した一番の失敗について話していただきました。この質問は、就職を控える学生にとってはとても興味深かったです。職種は全く違いますが、ゲストの鈴木秀夫(だいち)さんと長谷川紀子(キコ)さんは似たような失敗談を持っていました。これらの失敗談には学生たちも驚いていました。また、ゲストの「自分の判断のみで決定しない。無理なものは無理と伝える。」という言葉は、多くの学生にとって働く上での教訓になったと思います。ゲストスピーカーの3名が話を聞いているときの学生の顔は、驚きの表情や不安そうな表情など様々でした。その様子から、みんなが深く自分の将来を考えていることが伝わってきました。

最後に、学生みんなで「JOB BEAT」を通しての感想を共有しました。本当に一人一人が違う感想を持っていて、聞いているだけでも楽しいものでした。よくあるオフラインまたはオンラインイベントでは、話だけを聞いて終わりという流れが一般的ですが、この「JOB BEAT」では感想や目標の共有のために時間を充てています。学んだことを口に出す「アウトプットの作業」は、知識の定着においても本当に大切だと感じました。私は、自分が当初持っていた仕事に対するマイナスイメージがプラスに変わりました。自分の考えを言葉にすることで、具体的な自分の未来を想像することができ、このプログラムに参加して本当によかったと思います。ぜひ、より多くの学生に参加してもらい、自分の可能性を知ってほしいです。