こんにちは!アジアンビートオンライン スタッフのパク・ソルバロ(BARO)です。
突然ですが質問です。
日本と韓国、台湾、ラオス、タイ、インドネシア。この国々の共通するところは何だと思いますか?
答えは「英語を公用語としないアジアの国」です!
1月の「おうちで楽しむ表現ひろば」でアジアの様々な国から集まり、交流を楽しむ「Meet up Asia」を企画しました。先に挙げた6の国から30人近くの人々がオンライン空間に集まり、約1時間半の交流タイムを過ごしました。英語を公用語としないアジアの人々がオンライン上で集まったらどんなことが起きるのか気になりますよね。
最初はうろ覚えイラスト大会から始まりました。お題は「象」「ピカチュウ」「ミッキーマウス」。国籍の違いでなく、世代の違いで画風が変わってくる場面もところどころありました。人々の多様性は色々なところからにじみ出てきますね。
4人程度の小グループに分かれて自己紹介、そしてクイズ大会をしました。なんと、事前に用意された問題に答えるものではありません!クイズを参加メンバー達で作ることから始まります。クイズのテーマはそれぞれの国の社会課題について。どの社会課題がどの国の事情に当たるかを答える形式のクイズです。世界共通の新型コロナウイルスについてはもちろん、日本との貿易問題をめぐり活発に議論している台湾のことや、プラスチックのゴミが大きな問題となっているというインドネシア、そして子供へのDVや同性結婚の話など。各国の社会課題の違いや共通点が同時に見えて、とても不思議に思えた時間でした。最後には正解数が一番多いチームと一番印象に残るクイズを出してくれたメンバーへの授賞式の時間をもって、イベントは終わりました。
ノンバーバルのゲームや、小グループに分かれての自己紹介、各自が知っている社会課題の紹介、そしてクイズ大会という、楽しい時間からまじめな話まで。オンラインでのイベント「Meet Up Asia」は英語能力に関係なく、安心できる環境で参加し楽しんでもらえる国際交流を常に目指します。参加したメンバーたちはこの時間を通して、身近な日常生活から、社会課題という深い話まで、アジア人が直面する幅広いテーマに触れることができたと思います。このような体験は一般のメディアからはなかなか得られない、自分が社会に対してどのように考え捉えるのかという視点を持ち発信することにも繋がります。
今度はあなたも一緒に参加しませんか?
アジアの仲間が集まってひとつの作品をつくるプログラム、「アジアンビートオンライン」がまもなくはじまります!
アジアンビートオンライン
スタッフ パク・ソルバロ(BARO)