都立飛鳥高校:生徒・先生・スクールキャストの感想をご紹介! | NPO法人コモンビート
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都立飛鳥高校:生徒・先生・スクールキャストの感想をご紹介!

こんにちは。スクールファシリテーターの村岡真梨(まる)です。

都立飛鳥高校にて、12月〜2月にかけて、全6回の連続授業を実施しました。今回は生徒、先生、スクールキャストの感想を紹介します!

【生徒の感想】
・最初はやる気が出なくてゆっくりやりました。でもどんどんやる気が出て、最後にはみんなで踊ったし、来る人が面白くて、ともに飽きませんでした。

・めっちゃ楽しかったです!でも振り付けを考えるのが難しかったです!!テーマを決めるのも大変でした。

・みんなの前で踊るのが恥ずかしかったから、何も出来なかったけど、教えてくれた先生が優しかったのでよかったです。ありがとうございました!

この3人目の生徒は、最後まで床に座ったり、壁にもたれたりであまり意欲がなさそうだったので、「恥ずかしかったから何も出来なかった」と感じ、それを感想に素直に書いてくれたことに驚きました!

【先生の感想】
・プロセスは全部は見られてないけど、今日のこの発表が、すごくピースで平和だなと感じました。(発表を見た先生)

・日ごろから学年で協力をするようなイベントがないため、今回のように一つのものを作り上げれたことを嬉しく思います。
最後の円陣で、生徒が恥じらいながらも肩を組んでいる様子は担任として嬉しく思いました。
また、練習では積極的に意見を出している生徒がいたりと、意外な一面を見ることが出来ました。
コモンビートの方々が優しく明るく丁寧に接していただきたおかげで、生徒にとって貴重な経験になりました。
発表を見学していた3年生の生徒は、羨ましい、すごい発表だったと絶賛してくれました。
全6回、本当に沢山の方に来ていただいて、色々なお話を伺ったことで生徒も良い刺激になりました。
今後の進路指導にも役立てていきたいと思います。本当にありがとうございました。(担任の先生)

【スクールキャストの感想】

◆高木輝帆(きほ)さん
私自身、高校生にダンスを教えるという貴重な体験をして、”教える”より”教わる”ことの方が多かった。
シャイな彼らに手を差し伸べれば、ゆっくりと立ち上がり自分のペースで行動する。素直で真っ直ぐで、不器用に見えて何にでも「挑戦する心」をもつ。彼らを見て私たちはいつでも「挑戦者」になれることを知った。バックグラウンドは違えど、私たちは自分の意思で「挑戦者」になれる。
彼らを見て私自身が何かに挑戦しようと思えた。自分と向き合おうと思えた。
私は、飛鳥高校の生徒たちに出逢えたことを一生忘れない。

◆飯澤孔子(よぴこ)さん
最初から最後までとにかくカオスでした。笑
これからショーを創っていくんだ!という意気込みを、見事初回の授業でポキッと折られました。それでもよく最後まで参加したなあと思います。笑

それでも最後まで参加し続けた理由。一回一回の授業で彼らのちょっとした発言や、私たちに対する態度が変わってきたから。

口ではこう言うけど、本音は違う。うまく表現ができないだけなんだなって分かってきたら、もうだんだん彼らが可愛くなって。とにかくカオスを楽しんで、彼らと向き合いたいって思った。

授業を重ねるにつれ、悶々とする瞬間もあったけれど、それでもたどり着いた一つの答えは、「とにかく参加している私たちが楽しむこと」。

たったそれだけのシンプルな想いが、最後まで彼らを見守りたいっていう思いになれました。

終わってみて今思うこと。彼らのために動いてきたと思いきや、実は彼らを見守る先生はもちろん、スクールPJに参加するメンバー自身が自分の本質と向き合って、成長できる場なんだな、とも思いました。
最初は怖気付いてるスクールキャストも、何回かこなすうちに笑顔に自信が見えてきたり。

だから、コモンビートのPJはたくさんあるけれど、ミュージカルPJに限らず、ぜひ色んなPJに触れ合って欲しいなとも思います。そこで学んだことを丁寧に色んなところへ還元しようって思いました^ ^

生徒のみなさん、温かい先生たち、走り抜いたスクールキャストのみんな、本当にありがとうございました!
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スクールファシリテーター
村岡真梨(まる)