こんにちは!スクールファシリテーターの上原紗英(ぽす)です。
第2回目となる田柄高校訪問のレポートをお伝えします。
◆第1回の訪問レポートはこちらから!
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11/20(水)に2週間ぶり、2回目の授業訪問に行ってきました。
単発ではなく連続で授業に参加することで、生徒たちの変化や成長がより見られるし、一緒に時間を過ごすことで生徒との信頼関係も構築されるのが分かります。
約2ヶ月間、生徒のことを見守りつつ共に成長できるのがこの高校連続授業の最大の魅力なので、たくさんの方にスクールキャストとして参加していただきたいなと思っています!
私も少しずつ生徒たちと関係性を築きながら、特徴を掴んできました。
今回の生徒はとにかく「表現すること」に慣れていて、それを楽しむ術を知っている子が多いなと感じています。
静かに話を聞いたり、時間通りに集まったりするのは少し苦手でも(笑)、
身体を動かす、踊る、作品を作るという点では楽しみながら取り組める生徒が多いので、ファシリテートする私もやりやすさを感じています。
先週に引き続き、授業はスクールキャストがそれぞれの生き方をプレゼンする「人生劇場」から始まりました。
今回の担当は、同じくスクールファシリテーターとして活躍する村岡真梨(まる)さん。
自分にとっての「好き・嫌い」を考えること、
そしてその時に「なぜ、どんなきっかけで、どんなところが」好き(嫌い)なのかを考えることが相手とコミュニケーションを取る上でも大切になると話してくれました。
相手のために、というよりも自分の大事なものを少しでも理解してもらうために、相手としっかり対話することが必要だなとしみじみ聞いていました。(笑)
生徒たちに、「今好きじゃないこと、人と出会ったらどうしてる?」と訊くと、
「なんか言われたら言い返す、ぶつかる」もしくは「関わらない、避ける」との回答が。
学校という環境から広い社会へと出た時には、どんなに嫌でもどうしても関わらなければならない時がきますよね。
その中で、相手と対話すること、自分の好き・嫌いを伝えることも、「表現」だということを少しずつ理解してもらえたら嬉しいですし、
今後社会に出た時に「あんなこと話してたなー」と頭の片隅で思い出してもらえたらいいなという思いでいっぱいになりました。
また、作品作りの方も、がっつりと進めていきました!
全5回の連続授業で作品作りを行い、最後は学年全体の前で発表。
今回のショーの内容は、
①全員で踊るナンバー
②自由グループを組んで踊るメドレー
の2部構成となっています。
今週は、②の自由グループメドレーを進めたのですが、歌やダンスの表現が
好きな生徒が集まっているだけあって、驚くほどスムーズに進みました。
外国籍の生徒が多い中でも、フィリピン・ネパールの女の子たちが集まったグループ。
とってもノリが良くて面白い曲を使うようで、教えてもらいました!
またフィリピン&ネパールの女子生徒たちのグループから、こんな感想をもらうことが出来ました。
「初めてフィリピンの曲を使ってダンスをした。楽しかった。」
「2か国の人たちが集まって異文化を体験するのがとっても楽しかった。」
日本で生活していると、「日本」と「それ以外の外国」という分け方になりがちだけど、そうではなくてそれぞれの国があって、お互いに異文化があるということを、当たり前ながらも再確認できたのがとても良かったです。
毎回学びのあるスクールプロジェクト、来週も楽しみです!
<スクールキャストとして学校へいこう!今後の訪問予定はこちら>
◆高校訪問
https://commonbeat.org/news/37205/
◆小・中学校訪問
https://commonbeat.org/news/37215/
スクールファシリテーター
上原 紗英(ぽす)