53期関西公演プロデューサーの濱田亜加理(あかりん)です。
先日、10月13日の公演をもって53期関西公演が無事終了しました!多くの方々に支えていただき、応援していただいた100日間を思い返すと感謝の気持ちでいっぱいです。
6月にスタートした53期100人100日プログラム。109人の個性豊かな仲間で目指したものは、この個性が「1+1」のように重なり、想像を超えるパワーを生み出す公演!そしてそのパワーが、お客さんや、さらには明日の社会を照らすチカラになると信じて、100日を進んできました。
年齢や職業、価値観もバラバラな109人で1つのものを作るということは、決して簡単なことではありません。だからこそ、この100日間大切にしてきたことは「向き合う」ということです。私自身もキャスト一人一人やチーム、そしてプログラム一つ一つと向き合いました。
プログラムが進むに連れて、「良いショーを作りたい」という想いが強くなっていき、考えや進め方の“違い”で、時にぶつかることもありました。けれど、人との”違い“を感じた時に、ぶつかり合いを避けたり諦めるのではなく、今、目の前にいる仲間と向き合い、自分から歩み寄ることで、「違い」は「お互いを高め合えるもの」となっていきました。
そして、相手との違いを知るからこそ、本当の意味で“自分らしさ”を知ることができます。これまでの人生や価値観があるから「自分らしい」、「自分だからこそ伝えられるものがある」。そう気づいたとき、キャストの表情が多様になり、それが1人2人10人、、、と増えていくたびに「このショーの良さは、一人一人の個性でできているんだなぁ」と改めて感じていきました。
公演当日は、「誰もが自分らしく輝くことができる」と胸を張って舞台に立ったキャスト一人一人の力強さと、それを受け取ったお客さんからの鳴りやまない拍手。会場中がエネルギーに溢れた最高の公演でした。
私は、このプログラムで感じたことが日常生活の刺激となり、人生をより豊かにするものであったらいいなと願って、多くのきっかけを種まきしてきました。
100日の想いをのせた「1+1」の公演がエネルギー溢れるものとなったように、社会でも、一人の輝きが周りを照らし、明るい社会になるように「1+1」の輪が広がっていったらいいなと思います。
最後になりますが、台風19号の影響に伴い、本来であれば開催する予定だった12日(土)の公演が中止となりました。公演を楽しみにして頂いた方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、不安定な状況にも関わらず、翌日に予定を変更してまで公演を見に来てくださった方々や応援しに全国から駆け付けてきてくれたコモンビートの仲間たち。皆様のおかげで、13日には満員御礼の舞台で公演を終えることができました。
思い通りに進まないことよりも、多くの温かさを感じて公演ができたこと、本当に多くの方が楽しみにしてくれていたことが、とても有難いことでした。
何一つ「当たり前じゃない」。そう思い、心よりお礼を伝えたいです!!
53期関西に関わってくれたすべての皆様。
本当にありがとうございました!!!
53期プロデューサー濱田亜加理(あかりん)