こんにちは。
昼寝早寝寝落ちの連続で、ホストマザーに良く寝るね君たちは hahahaみたいなこと言われました、ぽすです。確かに昨日は寝てて夕飯食べ損ねた。
26日水曜日のモジュールデイを受けて、27日木曜日は遂に歌とダンスの全体練習が開始!
まだナンバー毎の人の選抜はせずに、全員で全体曲の練習をしました。
皆の前へ前へ精神がすごい!!
いや、良いことなんですよ。私もかなりそっちのタイプだと思います。
でも185cm(ぽすの勝手な推測)もあるのに1番前来ないで!私155cmしかないの、何も見えないの!!
って瞬間がめちゃめちゃありました。笑
段に乗ってるのに何も見えないからタイミング見計らってもぞもぞ前へと進んで最前列くらいまで移動しました。小さいからもぞもぞしてても特に問題はなさそうです。笑
ダンスの全体練習の時間に、ボーカルのコールバックがありました。
コールバックとは、演出やインストラクターがキャスト全員の中からさらに何人かずつピックアップしていってより詳しく歌を聴いたり踊ったり、技術的な部分の確認をしたりするものです。
正直なところ、あんまり呼ばれる自信はありませんでした。
なぜなら、上手な人は飛び抜けて上手いから!
うまく説明できないけど、とにかくソウルフル……ディーバ感……グルーヴ感…これなんて表現すればいいんだろう??笑
そんなことを思っていましたが、結果ソプラノのコールバックで呼ばれました。とりあえず安心。
ソプラノのソロパートは2曲あって、
・Can We Sing a Song of Peace?
・Who Will You Be?
の2曲でした。
呼ばれたのは私含め6人で、まず全員で練習したあとカラ音に合わせて1人ずつ歌っていきます。
Song of Peaceは、コモンビートでも歌われている「願いをのせて」です。今回のショーでは編曲されています。
私はこの曲には強い想いがあります。
2年前、ミュージカル 『A COMMON BEAT』 第32期東京プログラムに参加して、CGs(ソロ)の1人としてこの曲を歌いました。
もちろん思い出の曲だし、願いをのせての曲自体がすごく好きだというのも理由なんですが……
この曲は、平和のために願いをのせて歌を歌おう、というすごく大きなテーマで壮大な曲です。コモンビートのミュージカルで言えばすべてをまとめるような曲。
2年前、コモビに参加した時の私は世界平和、とか争いとか、そういう大きなテーマがどうしてもしっくりこなかった。頭で理解はしているけど、やっぱり実体験や実感としてないから、そのままそれを自分の歌に乗せて歌うのは薄っぺらく感じてしまって、それをお客さんに聴かせていいのか?歌い手が納得してない歌に魅力はないんじゃないのか?と思ってすごくすごく悩みました。全然うまくいかなくて号泣したこともあったな、懐かしい。笑
そんな中、32期のみんなの前でこの曲への想いを話す機会を頂いて、改めてよく考えました。
お互いを知らない人々が出会い、葛藤し、争い、そして再び向き合っていく。そのストーリーはまるでキャスト100人の100日間のようです。それは毎回皆が思うことなのかな?
願いをのせてを歌うキャストは全国にいる。私より上手い人も沢山いる。でも、「32期」のみんなの想いをのせて「32期」の願いをのせてを歌えるのは私だけだ、って思いました。みんなの100日間の葛藤、作品への想い、空気感、全員のすべて。それを背負って、この曲を歌った方が私には合ってると思うし、しっくりきた。お客さんに何かが伝わるのもきっとそっちだろうって。
そう話したのを今でもすごくはっきり覚えています。
それはそれで、間違ってなかったと思っています。
あれから2年経ち、あの時よりも多くの経験をしました。より深く色々なことを考えるようになりました。アメリカに留学して、異文化や多様性、差別や葛藤なども肌で感じました。まだまだ正解はわからないけど、2年前の私よりもっと大きなスケールで、この曲を届けられる気がしているんです。
だからこそ、歌いたい。
なんて色々想いはあるけど、単純にコモンビートでもUpWithPeopleでも歌えたらかっこいいじゃん!!!!そういうの!!とか思う自分もかなりありますけども。笑
話をコールバックに戻します。
そんなかんやで色々考えてたらどうやら考えすぎたらしく、緊張通り越してよく分からん気持ちになってしまいました。
声震える、歌詞カード持つ手も震える!!!!!!
そもそも声質合わないし!!!Noooooo!
っていう出来栄えでした。ほんとひどかった。
もっと気負わずやるべきだったーー
他のメンバーがamazing言ってくれたけど何が???状態。みんなcool sweet niceとか言ってればいいと思うなよーー(疑心暗鬼)
その反省を活かして、もう一曲はとにかく楽しく歌えたのでまあ?よかった、ということにしたいと思います。
例えだめでも、ソロで歌う機会はまだまだあるはず!
ハングリー精神を持ってポジティブ精神で頑張っていこうと思います。
写真は朝のMT前のリラックスしたメンバーと、初日のショーの写真。早く舞台に立ちたいな。
ぽす。