言葉を届けたい!9/26-10/1 “hunger” | NPO法人コモンビート
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言葉を届けたい!9/26-10/1 “hunger”

あっちゃんです。
旅が始まって2ヶ月少し、折り返し地点にきました。
アメリカ最後の都市は、カリフォルニア州・サクラメントです!

★Today’s word
hunger

お昼どきに10分ほど歩いて、施設を移動。
ランチかと思いきや、ワークショップが始まりました。

テーマはhunger(飢え)。
壁に世界で起こっている飢餓と肥満についての写真やデータが貼ってあり、黙ってそれを見ていきます。

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その後カードが配られ、3つの階級に分かれました。
カードには階級と個人の生活状況が書いてあります。

low incomeの場所にはゴミが散乱、middleにはイス、highにはテーブルとイス。
環境にもすでに大きな差。
水も持ち込めません。

低収入のグループで話し合っていると、高収入のテーブルにどんどん食事が運ばれていきます。

おなかがすいているので、何度も行き来する食べ物に目を奪われる人、歌って気を紛らせる人、いろいろ。

ようやく低収入グループに運ばれた食事は、ボールに入ったお米と豆を混ぜたもの。
スプーンもなく手で食べるしかありません。
水も、汚れたように茶色。

ランチを食べずにすでに2時間。
おなかは減っているけど、飢えるほどじゃない。
私たちのグループはこの状況に向き合い、ひたすら会話を続けることにしました。

私たちに何ができるか?
毎日の生活で変えられることは?
UWPの後どう行動していくか?

しばらくするとスタッフが大量の食事をお盆に乗せて入ってきましたが、何も言わずどんどんゴミ箱に捨てていきました。

パン、ブリトー、豆、レタス、チップス…

「なんで食べ物を無駄にするの!」
何も食べていないグループからの批判。

すると、スタッフが一言。
「これは昨日私たちが残した食事だよ。」

それを聞いて、愕然。
食べ物を無駄にしたのは、確かに私たち。

好き嫌いを理由にハンバーガーやおやつを買ったり、用意された物を食べきれなかった人がいる。

ゴミを減らそうとタッパーウェアを使っているけれど、使う人が減ってきても声に出さなかった自分がいる。

今まで見ていなかった部分を突きつけられて、戸惑いを隠せませんでした。

こんなにリアリティのあるアクティビティは初めてです。

お腹をすかせたこと、飲まず食わずだと頭痛がしてくること、食事の代わりに時間を共有したこと。
頭をガーン!と打たれた気分。

世界のことを歌っている私たち。
100人でもっとできることを考えて、ムーブメントを起こさねば!
そんな衝動に駆られました。

そして衝動ではなく、この気持ちを持ち続けて、行動していくのが私たちの次のミッションです。
今日を忘れないー!!

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さて、次はいよいよメキシコ!
違う国で、どんなメッセージが届けられるのか?
すごく楽しみです!!