【33期中部】公演後のキャストの感想Vol.23「Rebuild(再構築)」 | NPO法人コモンビート
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【33期中部】公演後のキャストの感想Vol.23「Rebuild(再構築)」

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このミュージカルに出演するのは4回目。
毎回違う学びを得ることができ、かけがえのない経験をさせてもらいました。

今回は、題名の通り『再構築』
今までの自分を壊して、新しく造り直す時間となりました。

私が今回、参加する際にテーマにしたのは
『自分の中の認められなかった部分を認める』ことでした。

100日前に考えていたのは
権力者の役になって、セリフを味わうことで、それを叶えることでした。

しかし、今回はそういう形では、ありませんでした。
その他に、自分では見えていなかった達成すべきことがありました。
『苦手だからと避けていたことをやり切る』

振り返ると配役されたのは、
今までの自分ではやれないと思っていたダンスシーンばかり。。。
まさか!?と思いました。
何故、この配役なのか?
何故、やりたいことがやれないのか?
悶々とすることもありました。

しかし、
いざ、やり切ったら
達成感とともに、自分の可能性が広がったのを感じました。
自分の中の制限が外されました。

また、
この100日間の中で最も感じたのは
『周りの人は自分の鏡』ということでした。
直ぐに仲良くなれる人にも、少し苦手と感じる人にも
自分の中にあるものを持っていて
それをどう見るか、また受け入れられるかどうかで
好きにも、苦手にもなるのかもしれないと思いました。

この100日間は忘れられないものになると思います。
理由は、ある人を好きになれたから。

自分が今までで捨てて来たものを持って、それを全面に出している彼が、初めはどうしても認めることができなかった。
本気で同じチームにならないことを願いもしました。

それが、なんと、
同じチームになった上に
出演シーンもかなり被ったり、衣装のイメージまで似てるという。。。

ありえない!!
彼の一挙手一投足が頭にくるし
人のことをここまで、ネガティヴに感じたことはなかったのに。。。

ミュージカルの中のシーンではないですが、
何一つ気に食わない、何なんだこれは!?

日が経つにつれ、
ある時、彼に見えたのは
“不器用ながらも、アツイ自分の姿”
『ただ、彼が羨ましかった。』
それだけ^ ^
大きな気づきでした。

みんなの前で
嫌いだったけど好きだ!
と言えたし、
久しぶりに心からすっきりした気持ちになれた気がします。

今の自分も好きだし、前の自分も好き。
認められる人も増えたし
素晴らしい仲間との絆も深まりました。
このご縁に感謝です!

100日間ありがとうございました!!
そして、101日目から
今、次のステージに立っています。
自分の経験を伝えていきたいと思います。

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33期キャスト 永持健嗣(もっちー)